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尾北ホームニュース 夢を追いかけて快走

夢を追いかけて快走
 卒業生22人が義足のランナーと一緒に

江南・北部中
江南市立北部中学校(小室輝義校長、469人)は2月26日、卒業記念講演として沖縄県出身で『義足のランナー』著者、島袋勉さんの講演会「夢をあきらめない」を開催。講演会後に島袋さんと一緒に走る「ドリーム・ランニング」を行いました。
義足のランナー、島袋さんに続いてゴールする3年生の生徒たち=江南・北部中で

踏み切り事故で両下腿を切断、高次脳機能障害(記憶障害)を負った島袋さんは、厳しいリハビリを克服して両足義足の生活。「歩けることに満足してしまうことなく挑戦を続け、あきらめない習慣を身に付けたい」との思いで、フルマラソンや登山にチャレンジし続けています。同校では、「みすまるランニング」として学校の外周約500㍍をランニングコースとしており、「この機会に島袋さんと一緒にランニングを」と企画。3年生の希望者22人が、島袋さんの「元気出していこうよ」の掛け声とともに走り抜けました。講演を聴き、島袋さんの走る姿を見た生徒らは「夢と勇気と感動をもらいました」と感謝。「島袋さんの走りは努力、努力、努力の結果。わたしたちも、壁にぶつかったときそれを乗り越えられる人になりたい」と、お礼の言葉を贈りました。「一緒に走れて良かった」と話す林本奈都美さん、田内悠里さん、川瀬里美さんは「普通の走りと少しも変わらず驚いた」「あきらめなければ不可能なことはない」「できないと思ったときが本当にできないとき。できる方法を考えることが大切だと教えてもらった」。島袋さんからの強いメッセージに今までの自分たちの姿を振り返り、「わたしたちも夢をあきらめない」と、自分自身に言い聞かせていました。

2009年3月14日掲載版

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コメント(2)

クマモト ノブヒサ :

島袋さんの人生に敬服しております。
島袋さんは義足装着後バドミントンをなされたと聞いておりますがその
きっかけは何だったのでしょうか?

島袋勉 :

バランス感覚を身に着けるためののリハビリでした。私の場合,頭を打った衝撃でし視神経麻痺があったので,見えている位置ではなく頭で誤差を覚えていくことを自覚する訓練にもなりました。

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