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朝日新聞 義足を外したり、体育館走り回る

朝日060912.jpg朝日新聞2006年9月12日掲載

義足を外したり、体育館走り回る

富士の小学校で島袋さん講演

事故で両足を失いながらフルマラソンや登山、ダイビングなどに挑戦し続ける那覇市の会社経営島袋勉さん(43)が11日、富士市立大淵第2小学校(普代徳子校長、50人)で講演した。厳しいリハビリを通じ、あきらめないことの大切さを学んだ体験を話し、児童や保護者の前で義足を外したり、体育館の中を走ったりした。

島袋さんは01年4月、千葉県内で列車にはねられ、両足を切断した。04年、「不可能だ」といわれながらホノルルマラソンを12時間59分29秒で完走した。また、ひざにはいて階段を上り下りできるくつなどを開発した。

「足がないからと言い訳はしない」といい、「夢、希望があれば明るく生きられる」という言葉が「壁を乗り越える支えになった」と話した。次の挑戦は「エベレストに登る準備中、その前に富士山に登りたい」。

 

 

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