沖縄タイムス 夢に向かって前向きに 故郷の後輩にエール
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沖縄タイムス 夢に向かって前向きに
故郷の後輩にエール 伊江中
【伊江】義足のランナーとして、県内外での講演活動やフルマラソンへの挑戦などで知られる島袋勉さんを招いた教育講演会が九日、伊江中学校体育館で開かれ、「夢をあきらめない」の演題で九十分の講演を行った。村教育委員会と沖縄タイムス社の主催。
島袋さんの両親が村出身。島袋さんも幼少のころは島で過ごした経験もあり、故郷での講演に熱く語った。会場には伊江中の全校生徒と伊江小、西小の高学年と一般参観二百人を含む六百人が詰め掛けた。
島袋さんは手拍子による入場で迎えられ、苦しかったときの生活の様子、これからの生き方や夢などを語った。最後は、児童・生徒と体育館を駆け回り、有意義なひとときを過ごした。島袋さんは「人生は一度しかない。一日一日をいかに満足して過ごすか。そして、夢に向かって前向きに頑張って生きることが大切」と力説した。
生徒を代表して伊江中学校陸上部の新城由香さん(三年)は「島の先輩として誇りに思う。私は卒業後には島を離れるが、島袋さんのように前向きに頑張っていきたい」とお礼を述べた。参加者は島袋さんから大きな勇気と力を得た。(島袋祐次通信員)
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