東京新聞 『苦しみ乗り越える工夫を』 東京マラソン 義足で完走
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『苦しみ乗り越える工夫を』 東京マラソン 義足で完走
『苦しみ乗り越える工夫を』 東京マラソン 義足で完走
講演後、体育の授業で児童たちと一緒に走る島袋さん=江戸川区で |
両足を事故で失ってからマラソンを始め、十七日の東京マラソンも完走した那覇市の会社社長島袋勉さん(44)が十八日、江戸川区立南葛西第二小学校で、講演した。
島袋さんは二〇〇一年四月の列車事故で、両足切断を余儀なくされた。長野市のリハビリ専門病院で、厳しいリハビリを行い、運動能力を徐々に回復。技師から「訓練しだいでは走れるようになる」と言われ、マラソンを目指すようになった。
〇四年のホノルルマラソンで初めてフルマラソンを完走。その後も、数々の国内外の大会に出場している。
東京マラソンの記録は6時間28分01秒。走っている途中に負った擦り傷などで痛みもあったが、同校保護者の知人の紹介で実現した講演で、「苦しいことがあっても乗り越えようとする工夫が大事。自分がやりたいと思ったことは決してあきらめないで」と笑顔で児童たちに呼び掛けていた。
(2008年2月19日)
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