沖縄タイムス 「後悔しない生き方を」 与儀小で体験談を披露
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「後悔しない生き方を」 与儀小で体験談を披露
義足アスリート島袋さんが講演
切断事故で両ひざから下を切断しながら、義足でマラソンや登山に挑戦している会社社長、島袋勉(44)の講演会「夢をあきらめない」(主催・与儀小PTA家庭教育部)が、1月27日、同小学校であり、島袋さんは「いつ、どんなことが起こるか分からない。できることを先延ばしせず、後悔しない生き方をしたい」と力強く語った。
2001年事故に遭った島袋さんは、ひざを使っての歩行や、義足での全力疾走を披露。集まった児童や父母、地域住民など二百人以上を驚かせた。「現状を受け入れたら、悩むのは無駄だ。今、自分にできることをいつも考えてきた」と、積極的に障害を克服してきた姿勢を示した。
医師に「両足が義足でマラソンは無理」と言われながらも、一念発起して04年のホノルルマラソンに出場。「目標を達成することだけを考えて走ろう」と、つえを突きながら、12時間かけて完走した。
「周わりの人から『出来ないよ』と言われても、あきらめずに続けていければどんな事でもかなう。最後までやり遂げることが大事」と呼び掛けた。
写真:障害を乗り越えてきた経験を児童らに語る島袋さん(右)=1月27日、与儀小学校体育館
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