葛西新聞 あきらめず,夢を追いかけよう
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あきらめず,夢を追いかけよう
義足のランナー島袋勉さん講演会 南葛西2小
2月18日(月)、南葛西第二小学校体育館で、両足義足のランナーとして知られる島袋勉さんの講演会が開催された。
島袋さんは2001年千葉県で踏切事故に遭遇、両足の膝から下を失い、記憶・視力の障害も負うことになった。しかし走りたいという夢をあきらめず、不可能といわれた両足義足でのマラソンに挑戦。今までに27のマラソン大会に出場し完走している。
同講演会の前日に開催された東京マラソンにも出場した島袋さん。体の疲れはありつつも約一時間子どもたちに自らの経験を語った。
「人に無理だと言われても自分の夢をしっかり持つことが大切。悩んでいるなんて無駄。夢を実現するために今、自分ができることは何かを考えて行動する。あきらめさえしなければできる可能性は残っている」
講演後、島袋さんは走る姿を披露。颯爽と走る姿とそのスピードに児童たちからは「早い!」「すごい!」と拍手と歓声が沸き起こった。さらに、二年生の体育授業に特別参加。子どもたちの先頭にたって校庭を走った。
乙山良一校長は「島袋さんのお話、実際に走る姿を見て子どもたちにも夢を持つこと、そしてあきらめずに頑張ることの大切さが伝わったと思う」と話す。
男子児童の一人は「辛いことがあっても、あきらめないでやりぬく島袋さんの勇気はすごいと思いました。自分もサッカー選手になるという夢をかなえたいと強く思いました」と感想を語った。
現在、島袋さんは会社経営のかたわら学校や企業など年間三百ヵ所以上で講演を行なっている。次なる夢は「エベレスト登頂」。夢をあきらめずトレーニングを積んでいる。
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