北国新聞2008年9月26日掲載

義足ランナー力強く夢語る　笠市町で島袋さん

両足義足でマラソンなどに挑戦を続ける島袋勉さん（沖縄）の講演会「夢をあきらめない」（本社後援）は二十五日、笠市町の浄土真宗本願寺派西源寺で開かれ、参加者は島袋さんの闘病生活から、人生を明るく過ごす秘けつを学んだ。

事故で両足を切断、目や記憶障害も乗り越えた島袋さんは、将来に失望するのではなく、夢を語り小さな進歩を喜ぶことで「どんな状態になっても明るくいられる」と力強く語った。島袋さんは二十七日までに明成小など県内全五会場で講演を予定している。