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TheWeeklyPressnet 義足のランナー島袋勉さん 中学校で講演

義足のランナー島袋勉さん 中学校で講演

国内外のレースに出場 「夢があれば生きていける」


▲自分の体験を生徒に話す島袋勉さん

 東広島市立磯松中学校で2月12日、「夢をあきらめない」と題した講演会があり、講師の義足のランナー・島袋勉さん(45)が、これまでの体験を話した。集まった全校生徒と保護者らはうなずきながら聞き入っていた。

 島袋さんは2001年、事故で両下腿切断、高次脳機能障害を負った。04年からはホノルルマラソンや東京マラソンなど国内外のマラソン大会に出場し、完走している。入院生活やリハビリの中で「夢や希望があれば明るく生きていける。努力をすれば、普通の人と同じようにできるようになる」と気付いたと語りかけた。

 講演が終わると、島袋さんは体育館を1周、力強く走った。

 2年生の秋山那由他君は「これから迷うことに出会ったとき、前向きな島袋さんを思い出して困難を乗り越えていきたい」と話していた。

 島袋さんは前日の11日にあった東広島ロードレース大会に出場。12日は黒瀬中学校、13日は入野小学校でも講演をした。

四日市夢街道倶楽部 収益を福祉施設に寄付

 2月11日には、四日市夢街道倶楽部が島袋勉さんの講演会を主催。

 東広島市西条西本町のアザレアホールには市民ら300人が集まり、中には話を聞いて涙を流す聴取者もいた。

 同倶楽部は2月16日、入場料収入の一部5万円を市内の福祉施設に寄付した。 四日市夢街道倶楽部は「街にアートを

 心にうるおいを!」を合言葉に、文化や芸術の振興に協力しながら、イベントで得た収益金を市内の社会福祉施設に贈っている。

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