日本海新聞 両足義足でもフルマラソン挑戦
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両足義足でもフルマラソン挑戦 那覇の島袋さん講演
2009年10月12日
鳥取県岩美町新井の岩美南小学校(池口睦生校長)は9日、同校で人権教育講演会を開き、児童、保護者、地域住民ら約250人が講演に耳を傾けた。
人権講演会で義足でのマラソン挑戦について話す島袋さん |
講演会は毎年2回、同校の人権教育学習参観日に企画している。
この日は「夢をあきらめない」と題し、8年前の事故で両足が義足となってもフルマラソンに挑戦し続けている那覇市の島袋勉さん(46)が講演。
義足でのリハビリ中にマラソンへの挑戦を決意した経緯や、記憶障害などの障害を独自の工夫で乗り越えたエピソードを話し「あきらめず、言い訳をしないように自分に言い聞かせてきた。夢をかなえるためには、最後までやり遂げたいと思うことが大事」と訴えた。
講演を聞いた5年生の田中純也君は「できないことでも工夫することが大切だと思った。自分も入院して勉強が遅れているので、追いつけるよう、あきらめずに頑張りたい」と話していた。
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