« 前へ | トップページ | 次へ »

山口県周南市立周陽中学校人権講演会「夢をあきらめない」

山口県周南市立周陽中学校

 

 ○人権講演会「夢をあきらめない」より

 沖縄から義足のランナー・島袋 勉さんをお招きしました。事前学習の段階から、多くの生徒が、両足を切断しても決してあきらめず、一歩一歩夢に向かってチャレンジしておられる島袋さんの姿に感銘を受け、講演会当日を楽しみにしていました。

生徒の感想より                         

1年生男子 

 

 島袋さんは、勇気をみんなに与えられる、そういう心をもっている人だと思います。ホノルルマラソンへの挑戦では、みんなからの声援や自分がもっている勇気があったからこそ、最後まで完走できたのだと思いました。島袋さんが踏み出す一歩には、どのくらい気持ちがこめられているのかを考えてみると、まさに「夢をあきらめない」という気持ちがすごく伝わってきました。実際に走ってくださった時に強い思いが伝わってきました。

 

1年生女子

 

 ビデオを見ていたよりも感じる気持ちは大きかったです。義足をつけて歩いてこられた時、座っている時、走っている時、他の人と何も変わらない動きでした。でもそこまでには想像もできないような痛み、挫折があったんだと思います。私は、普通にしていることが普通にできない島袋さんの気持ちはよく分かるわけではないけれど、足を失った時の気持ちは、自分でも嫌どころではない気持ちになると思います。リハビリなんてあきらめると思うし、もう何もかもが嫌になると思うけど、島袋さんは一つの目標に向かって普通の人が感じることのできない気持ちと戦いながら、回復していったのはすごいと思ったし、見習わないといけないと思いました。実際に走っていただいたとき、想像していたよりも速く楽しそうに走っておられ、あきらめなければどんなことでもできる、乗り越えられるんだなあと思いました。自分にはまだ限界はないと思います。これからは強い気持ちで、もうだめだと思わず、何事にも頑張りたいと思います。夢をあきらめない!

 

   2年生女子

420091122.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 アンビリーバボーを見た時、正直びっくりしました。なぜなら希望に満ちあふれた島袋さんがおられたからです。人はこんなにも強いんだと実感しました。足がないはずなのに痛んだり、義足が自分に合ったものが見つからなかったりと苦労がいっぱいあったことをビデオで観た時、思わず目を背けたくなるような場面がありました。でも、島袋さんが実際に走っておられる姿を見たとき、とても感動しました。自信に満ちあふれた島袋さんが、とても速いスピードで走っておられる姿はすごいと思いました。

 

 

 

2年生男子

 

 両足を切断してもくじけず、夢に向かっていくのはすごいことだなと思いました。さらに義足をつけて軽々とすごいスピードで走っておられるの見て、感動したとともに、最初は立つのもやっとだったというお話を思いだし、今までリハビリでものすごいつらさを乗り越えて努力してこられたのだろうなあと思いました。こんなに努力をしている人を目の前にしたとき、僕らももっと頑張らないといけないなと思いました。

 

3年生男子

 

 僕は島袋さんの話を聞いて、とても大変な思いをされたのだとあらためて思いました。特に足を失ってからのことやその後のリハビリなどはとても頑張られたのだなあと思いました。僕は足を失ったら、もう足を使ったことは何もできないと思っていたけど、走ったり山を登ったりするなんてすごいことだと思いました。島袋さんには走ってもらったけど、すごく速く走っておられ、あきらめなかったらどんなことでもできるんだと思いました。

 

3年生女子

 

 いろいろな医師にマラソンはだめだとかできないとか言われて、でも自分の夢をあきらめなかったのはすごいと思う。自分で痛くても一生懸命練習して歩けるようになったってすごいと思う。何事に対しても前向きで、いろいろなことにチャレンジしたりして、自分にはまねできないと思いました。私はネガティブだけど、島袋先生はポジティブですごかったです。私にはもっていないものをもっておられて、すごくあこがれました。

 

 

420091123syuunan.jpg 3年生女子

 話し方がとても上手で、とても話にひきこまれました。内容もとても興味深くて、とくにリハビリの話がとても印象的でした。足をけがするよりも包帯を巻かれ、走る練習ができないのが怖いっていうのはすごいと思いました。自分なら多分途中でもう歩きたくないと思うと思います。大きな難関を乗り越えた前と後では、やっぱり大きな変化があるんだなあと感じました。今から入試という大きな壁があるけど、乗り越えて今までよりも人として深くなりたいと思いました。

 

島袋さんは障害にあわれたときに3つの決意をされたそうです。①ないものねだりはしない ②言い訳をしない(・・・だからできない) ③自分の悪いところは隠さない そして、こんな言葉を残して下さいました。

 ☆神様は乗り越えられない試練は与えない

 ☆目標があり、一歩一歩の前進があれば必ずゴールにたどりつく

ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする

プロフィール

講演依頼を希望される方へ