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 興南・我喜屋優監督 この1勝は非常に大きい

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 興南・我喜屋優監督の「この1勝は非常に大きい

主将・我如古くんの「今,チームがとてもいい状態できている

投手・島袋くんの「一番最後に笑いたいと思う

チームが一つとなっていい状態に・・・それぞれの一言に重みを感じつつ応援しています。

新聞記事より↓記録

興南 劇場幕開け 夏の甲子園
鳴門―興南 7回を5安打無失点に抑えた島袋洋奨=10日、甲子園(大城徹郎撮影)

この1勝は大きい
 興南・我喜屋優監督 この1勝は非常に大きい。前半は皆硬かったが、徐々にそれがとれて次第にうちのペースにできた。島袋(洋奨)は珍しくボール先行だった。大舞台の力みがあったのかもしれない。

チームとてもいい状態
 興南・我如古盛次主将 (3安打だったが)夏は個人の最多安打などの記録は意識していない。今、チームがとてもいい状態できている。この雰囲気を壊さないように、次に向けて調整していきたい。

◆国吉大陸、快振1発「体が反応」/チームに勢い
 鳴門の戦意をそぎ取るのに十分すぎる1発だった。六回裏、国吉大陸が放った大会第10号の2点本塁打がチームの初戦突破を決定づけた。
 5点リードの六回裏。2死一塁で、打席には1番打者の国吉陸。「相手の投手は外角中心に組み立てているというデータがあった。直球、変化球という球種よりも内外のコースで狙いを絞っていた」。ワンボールとなって迎えた2球目。カウントの駆け引きよりも、甘い球が来たらためらわず打つ、という興南の一貫した打撃の方針に国吉陸も従った。「外角狙いのところにど真ん中のスライダーがきた。体が反応しました」と絶好球を思いきり振り抜くと、打球は甲子園名物のライトからレフトへと吹く浜風に乗って左翼越え。三塁側アルプススタンドに詰め掛けた興南応援団の盛り上がりは最高潮に達した。
 「レフトフライかなと思いました。信じられないです」と興奮気味に振り返った国吉陸。制球に苦しんでいたエース島袋洋奨も「普段はホームランを打つ打者じゃないけど、こういう状況で打ってくれて助かりました」と感謝した。
 リードオフマンとして十分の活躍を見せた国吉陸。2回戦に向けては「センター中心に打つ打撃を心掛けたい」と、本塁打の魔力に惑わされることなく、基本に徹することを誓った。(普久原裕南)

◆主役島袋 ピンチも強気投/頂点へ「最後に笑いたい」
 約4カ月ぶりに甲子園のマウンドに帰ってきた興南のエース島袋洋奨。制球に苦しみながらも7回を無失点に抑える内容で、昨年喫した初戦サヨナラ負けの雪辱を果たした。
 「正直、緊張はありました」と、今大会ナンバーワン左腕にも気負いはあった。「センバツとは違って、球場に『最後の夏』という雰囲気があった」。それでも立ち上がりは万全だった。先頭の津川裕規を三振に取ると、3者凡退に抑える最高の滑り出しを見せた。
 だが二回以降は、島袋本来の投球とは懸け離れたものだった。投球フォームが崩れ、ボールが先行。指先の感覚にも狂いが生じた。「スライダーが指に引っかかりすぎた」と、普段よりもマウンド寄りに変化球がバウンド。三つの暴投を出し、ピンチを招いてしまう。
 だが走者を得点圏に背負ってからの投球が圧巻だった。五回、七回と三塁にランナーを置いた場面では、強気の直球勝負で三振を奪いピンチを脱した。「春よりも直球の走りは良かった」と打たれてはいけない場面ほど、低めのコーナーに力のある直球が決まった。
 「まずは初戦突破」を目標に調整してきた島袋。勝利に「ほっとしています」と白い歯を見せた。だが満面の笑みではなく「笑えるのは最後。一番最後に笑いたいと思う」と夏の頂点を見据えた。(普久原裕南)
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