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山川武くん卒業おめでとう。感謝の気持ちが大きな力を発揮

本日,高等学校を卒業する高校生の皆さんおめでとうございます。

卒業文集や卒業前に決意を送ってくださりどうもありがとうございます。

沖縄県立沖縄工業高校を本日,卒業する山川武君。おめでとうございます。

どんな時も前を向いて生きていきたいとの思いでこれまでの積み重ね。

山川君の周りへの感謝の気持ちが大きな力を発揮してきたと思います。

考え方で本当に人生とても楽しくなります。

新聞も楽しみにしていました。読みました。どうもありがとう。 

    ********* 琉球新報より↓ **********

「親いない分頑張った」 山川武君(沖工)社会へ

「親いない分頑張った」 山川武君(沖工)社会へ
「社会に出ても、何事も楽しんで、しっかり、真面目に働きたい」と決意を込める山川武君=2月25日、南風原町内
 県立高校と一部私立高校は1日に卒業式を迎える。多くの生徒がそれぞれのドラマや思いを抱き、新たな道へと巣立つ。沖縄工業高校の山川武(たける)君(18)=南風原町=は、幼い頃に親を亡くしながらも、周囲の人々と野球に支えられながら、沖縄電力への就職を勝ち取った。
 どんな時も前を向いて生きていきたいとの思いで、勉強と野球を両立してきた山川君は「ここまで来られたのは、厳しくしつけてくれた叔父さんや叔母さん、周囲の人々のおかげ」と感謝の気持ちを胸に、新たなスタートを切る。
 両親は山川君が幼い頃に離婚。母は山川君らを養うため昼も夜も働いた。その母が6歳の時、病気で他界し、数年間はきょうだい3人で暮らした。母方の叔父叔母たちが生活を支えてくれた。土日に叔父の家に泊まりに行き、キャッチボールをするのが楽しみだった。
 小学校3年の時、友達に誘われ野球を始めた。道具やユニホームは叔父が買ってくれ、試合や遠征の送り迎えは友達の母が買って出てくれた。一つ一つが感謝の思い出だ。
 小学校高学年から叔母と暮らし始めた。だが、経済事情が楽でないことは子ども心にも分かった。中学卒業後はあしなが育英会で奨学金を借り、就職に強い沖工に進学した。
 高校でも野球部に入り、厳しい練習に耐え、忍耐力を培った。学業でも国家資格を七つ取得、各種検定にも挑戦した。「普通の人は親がいるけど、自分は親がいない上、勉強ができず駄目になったら、今でさえ苦しいのに将来も苦しくなる。だから頑張れたんだと思う」
 救急救命士という夢もあったが、叔父叔母と何度も話し合い、就職を決めた。沖縄電力に合格し、叔父や叔母が大喜びしてくれた。心が晴れた。「人生は考えようによって楽しくなる。周りを楽しませられる人になりたい」と感謝を決意に変えた。(佐藤ひろこ)

 

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