正直なところ,島袋さんのお話を聞き,自分がはずかしく感じました。

五体満足の自分が,今,夢に向かって本当に張れているのかな?と自分自身にといかけてみると,自信がありません。陸上部に入っている私ですが,毎日の練習が苦しく,ただただ,部活がおわってほしいと願いながら走っている自分がいます。いまいち,どうして走らなきゃいけないのか,苦しい思いをしなきゃいけないのかわからず,頑張る意味も理解できずに,走っています。

しかし,島袋さんは,ぎそくの足でマラソンやと山を自らチャレンジしていると聞き,私はもしかしたら,つらい練習からにげたくて,「理解できない」と言った気がします。

本当は「理解したくない」なのかもしれません。さけることで,考えるのをやめることで,苦しいのを楽にしていた気がします。私は,陸上をはじめた時のことを思い出しました。私は,走ることが好きだっただけな気がします。とくべつ走るのが速いわけじゃなく,なにかとくいな種目があったわけじゃないけれど,単じゅんに好きで走っていました。　

苦しい時こそ,その苦しさと立ち向かい,戦って,何かを学ばなきゃいけないと思いました。その時に得た,しっぱいや成功を胸にひめて,いつまでも,いつまでも,自分自身とむきあって,精一杯　頑張ろうと思いました。何か１つでもいい,大きなことでもいい,ただ,今までの自分に負けない自分でいつまでも　夢をあきらめない　でいたいと強く感じました。

 （いのちの教育島袋勉さん講演会を聞いて）