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福島・聖光学院のひたむきに戦う姿は確実に復興の光

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福島・聖光学院のひたむきに戦う姿は確実に復興の光!!!と感じます。

(夏の高校野球・聖光学院記録)

*****産経新聞*****

聖光学院・歳内、夢の日本一叶わず「自分の責任」

【金沢-聖光学院】被災地福島に優勝を届けられなかった聖光学院の歳内(右)は試合後、捕手福田と抱き合った(安部光翁撮影)(写真:産経新聞)
 第93回全国高校野球選手権第7日(金沢4-2聖光学院、12日、甲子園)「県予選の1回戦で負けても、甲子園のベスト8で負けても同じ」。昨夏、準々決勝で興南(沖縄)に敗れた聖光学院の歳内は、日本一への思いを胸に秘めていた。

 この1年で確実にスケールアップした。冬を越して、体重を72キロから10キロ増加したのは、甲子園での連戦を投げ抜くスタミナを養うため。福島大会で、決勝まで志願して1日おきに3戦連続完投したのも、「予選でできなければ甲子園でできるわけがない」。日本一を見越し、連投に耐えうる体を作り上げてきた。

 高校進学とともに兵庫を出て福島に移ったときから、「第2の故郷」に対する思いは強い。そんなときに、東日本大震災が発生。直後に実家に戻ったが、周囲の不安をよそに、5日後に福島に戻った。「聖光以外で野球をすることは考えられない」。被災地となった福島への思いを一層強くし、東北初の優勝を福島で成し遂げたかった。

 チームの精神力の高さを、歳内も「全国一」と自賛していた。それでも甲子園という聖地では、野手が浮足だってミスを連発した。歳内は「ミスをカバーするのがエースの役割。今日の負けは自分の責任」と気丈に話すと、「やることをやれば、今日も勝てた。日本一は遠い場所とは思わなかった」。でも、つかめなかった。言葉に悔しさがにじんでいた。(小川寛太)
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