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"震災後これまであきらめることなく前進し続けてくれてどうもありがとうございます"

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聖光学院の合い言葉"人生"

斎藤智也監督が話されていた"人を生かすという意味で、『人生』を合言葉にしてやってきた""福島県民に喜ばれるような、東北全体を生かせるようなプレーをしたい"の思いを考えていました。

何が生じても言い訳にしない!右手の痛みや思わぬ守備の乱れが生じても苦しさを表情に出さない!あきらめない歳内投手の姿は福島県民だけでなく、日本中の人に喜ばれ大切な精神を伝えてくれました。

何が生じても"言い訳にしない"模範 

斎藤監督、歳内投手そして聖光学院野球部全員へ

"震災後これまであきらめることなく前進し続けてくれてどうもありがとうございます"

高校野球は終わりますが、本番の人生でこの経験が糧となり斎藤監督のおっしゃる人を生かす人間として成長されることを確信しこれからも応援しています。

*****毎日新聞*****

<夏の高校野球>最後まで凜と 聖光学院エースの歳内

<夏の高校野球>最後まで凜と 聖光学院エースの歳内
【金沢・聖光学院】九回表の投球を終え、ベンチの選手とタッチする聖光学院の投手・歳内(左)=阪神甲子園球場で2011年8月12日、大西岳彦撮影
 ○金沢(石川)4-2聖光学院(福島)●(12日)

 聖光学院3年の歳内宏明は淡々と、堂々と131球を投げ抜いた。6日前の初戦で痛めた右手の痛み、乱れた守備。心が揺れる要素は幾つもあったが、表情に出すことはない。「それがエースのプライド」(斎藤監督)。最後まで、凜(りん)としたマウンドさばきだった。

 高めに伸びる速球と鋭く落ちるスプリット・フィンガード・ファストボール(SFF)。奪った三振は14を数えた。甲子園最後の1球となったのは140キロの直球。相手のバットは空を切った。

 打たれた安打は6本で、投げ合った釜田よりも少なかった。しかし、「いかにピンチで抑えられるか。要所で打たれたら意味がない」。昨夏の準々決勝、投げ合って敗れた興南(沖縄)のエース左腕・島袋洋奨(現中大)を見て、学んだことを、最後の甲子園で再びかみ締めることになった。

 終盤は頼みの綱となるSFFの制球が、やや甘くなった。ただ、右手のけがの影響については「関係ない」と、毅然(きぜん)と否定した。エースナンバーを背負ったからには、言い訳はしない。ただ、涙はこぼれた。目指してきた全国制覇は、思っていた以上に「遠いところにありました」。【堤浩一郎】
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