« 前へ | トップページ | 次へ »

聖光学院 苦境越え喜びの春 /福島 応援しています

[ ]

「おめでとう。多くの人の支えがあったからこその出場。忘れずに頑張ってほしい」と前主将のメッセージ。

斉藤監督の思いの深さが伝わってくる前主将からのメッセージ。

野球ができることへの感謝や多くの人の支えに感謝する認識を高める斉藤監督の思い。

これまでの苦境で学ばれた特質が発揮されること願い,応援しています。

****毎日新聞*****

第84回センバツ:聖光学院、4年ぶり(その1) 苦境越え喜びの春 /福島

1月28日(土)13時12分配信

 第84回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の選考委員会で出場が決まった伊達市の聖光学院。昨秋の東北地区大会準優勝が評価され、連絡を受けた同校は喜びに包まれた。4年ぶり3回目で、県勢としても4年ぶり。07年、08年で敗退した初戦を突破し、目指すのは「日本一」だ。大会は3月21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は同月15日、毎日新聞大阪本社で行われる。【蓬田正志、三村泰揮】
 朗報は午後3時過ぎに届いた。時折目をつぶり電話の前で待機していた新井秀校長が受話器を取ると、何度もうなずき「ありがとうございます。感謝して受けさせていただきます」と述べ、同席した斎藤智也監督、横山博英部長も安堵(あんど)の笑みを浮かべた。生徒らからは「決まったんだって」との声が上がり、校舎には「祝センバツ出場」の垂れ幕が掲げられた。
 スコアボートに「春54」とセンバツまでの残り日数が掲げられているグラウンドで、新井校長が「喜んでくれ。センバツ出場が決まったぞ」と選手に伝えた。「うおー」と歓声が上がり、選手らは帽子を空に投げ、もみくちゃになった。
 昨秋の東北地区大会決勝では光星学院(青森)に敗れ、悔し涙をのんだ。氏家颯俊主将(2年)は「出場できるか分からなかったが、センバツで戦えるチームを作るんだという気持ちでこれまで練習してきた。(開幕時期は)震災から1年。自分たちのプレーで何かを感じてもらえれば」。宮城県石巻市出身の岡野祐一郎投手(同)は地元・石巻工も出場が決まったことを受け、「同じ舞台に立てるのはうれしい」と笑顔をみせた。
 制服姿の3年生もグラウンドに姿をみせ、祝福。芳賀智哉さんは「自分たちが行けなかったので素直にうれしい。自慢の後輩たちです」と讃えた。前主将の小沢宏明さんは選手を前に「おめでとう。多くの人の支えがあったからこその出場。忘れずに頑張ってほしい」と助言した。
 選手の家族やファンも駆けつけ、楢葉町出身の飯高星哉選手(2年)の祖父で川俣町に避難している松本兼康さん(70)は「大変な時期があったが、よくやってくれた」。40年以上のファンという近くの安西初枝さん(65)は「今年は全員野球のチーム。期待したい」と話した。
 斎藤監督は「2度出場の教訓を生かし、なんとしても1勝したい」。横山部長は「よく成長してくれた。気持ちを引き締めて臨みたい」と語った。チームは早速練習を開始。今後は2、3月に2回の合宿をこなし、レベルアップを図る。
 ◇JR福島駅前で号外1000部配布
 JR福島駅前では、聖光学院のセンバツ出場決定を伝える毎日新聞の号外1000部が配られ、通行人が次々と手にした=写真。
 新聞販売店社員らから号外を受け取った学生や会社員らは「決まったか!」「いよいよか」などと歓声を上げていた。昨年夏の甲子園で聖光学院の全試合をテレビ観戦したという同市の予備校生、朝倉妃奈子さん(18)は、「センバツも、テレビを通じて観戦するつもり。東北勢初の全国制覇を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。【三村泰揮】

 

ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする

プロフィール

講演依頼を希望される方へ