人は想像することは全てでき,できない事は想像できないということです。
島袋勉先生へ
先日は,私たちのために講演していただきありがとうございました。島袋先生の話の中で,言い訳をしない,ないものねだりをしない,隠さないという言葉がとても印象的でした。
言葉だけを見るとたいしたことはないと思いますが,これを行動に移すということはどれほど大変なことなのか,よく考えてみるとそう強く感じました。
特に言い訳をしないということ,私もまだまだ未熟者で弱い自分を素直に受け入れられないという所があります。一年前,二年前よりはこの聖光学院野球部を通して学んできたという事もあり,少しずつそういった所がなくなってきていますが,一番は自分に不都合なことが起きた時に心の底から「なんでこのようになったのか」と考えられているかだと思 います。ここで原因を突き詰めないで,あいつが悪いとか, こういう状況だったらとかつまらない言い訳をしていたら,絶対に人は成長しないと思います。
聖光学院野球部では「苦難・困難というものは,その人を成長させるためにあるもの」と監督・コーチのミーティングでよく耳にします。しかし,難を与えられた時に言い訳をしたり,自分を逃がしたりしたら成長しません。島袋先生が言うように言い訳をせずに,なぜこうなったのか,次にどうしていく べきなのかと考えるという事の大切さを改めて感じました。
もう一つ印象的だった言葉があります。それは,人は想像することは全てでき,できない事は想像できないということです。想像したことに対して,歩みの途中で「自分はダメだ」など自分自身を見限ってしまうから想像したことを達成することが出来ないのだと思います。「これを達成するんだ」と強い意志を持ち,それを達成するためには何が必要なのか日々考えることが大切です。またその考えたことをどこまで 行動に移すことが出来るかが一番大事なことです。私たちは「絶対に日本一になるんだ」という強い意志を持ち,そのためにどうするのか,何をするのかをしっかり考えながらこれからの歩みの一つ一つにしていきたいと思います。
最後に,島袋先生の話を私は聞いていると「ものすごく自分に自信を持っている人なんだなぁ」と思いました。講演の話を聞きつつも「なぜこんなに堂々と自信をもって自分を表現しているのだろう」と疑問に思っていました。そんな中で私 は,いろんなご苦労をしたから今の自分に自信を持って生活しているのだなぁと思いました。講演ありがとうございました。
福島聖光学院硬式野球部
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