ミサイル洋上落下 沖縄に影響なし
[
]
*****琉球新報*****
北朝鮮が公開した、ロケット「銀河3号」とされる長距離弾道ミサイル=8日、北朝鮮北西部・東倉里
【ソウル、ワシントン共同】韓国国防省の報道官は13日、北朝鮮が人工衛星と主張する長距離弾道ミサイルを同日午前7時39分ごろに発射したが、数分後にいくつかの破片に分離しながら墜落し、発射は失敗したと推定されると発表した。米CNNテレのも米政府高官の話として、発射は失敗したと伝えた。発射されたのは短距離ミサイルとの情報もある。
藤村修官房長官も記者会見し、13日午前7時40分ごろ、北朝鮮から何らかの飛翔(ひしょう)体が発射されたと正式に発表した。
日本政府によると、北朝鮮の西岸から南方に向けて発射され、数個に分かれたもよう。
田中直紀防衛相は記者会見で、飛翔体は「洋上に落下したもようだ」と述べた。ミサイルの落下地点や被害の有無は不明。
日本政府は飛翔体について、長距離弾道ミサイルかどうかや、発射が失敗したのかどうかは明確にしていない。
北朝鮮は12日から16日の間の発射を予告。ロケット1段目が韓国南部沖に、2段目はフィリピン・ルソン島東方沖に落下するとしていたが、初日の12日の発射は見送っていた。
政府は落下物が日本領域に向かってきた場合に備え、周辺海域に海上自衛隊イージス艦を展開。地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を沖縄や首都圏に配備し迎撃態勢を取った。
総務省消対庁によると、北朝鮮ミサイルに関し、沖縄県内での被害は確認されていない。
宮古島で信号弾発射
航空自衛隊によると、13日午前7時40分ごろ、宮古島市の宮古島分屯基地から信号弾を発射した。
ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメントする