島袋さんは足がいつも痛いのに，仕事もしてマラソンも登山もして講演もしてすごいと思います。1000回講演しようって目標にしていたんですか？

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返事です。講演をしようとか，1000回講演をしようと思ったことも考えたこともありません。

話をするようになったのは断らないと決めたからです。理由は...

事故後20カ月の長期入院でしたので，多くの方にお世話になったのです。医療関係者だけでなく入院されている方や，通院されている方にも。退院後，車いすや義足で日常の生活でどのようなことに困っているかなど質問して教えてもらい，対策を今で考えなければ...とよく質問していました。

その質問に応えてもらえたので対策を考えたり，工夫できないか？考えたり，できるようになるように挑戦したりできたのです。

そんなこともあり，退院する時に言われた「島袋さんの話をききたいと言う人が必ずいるから，よろしくね」と言われた意味もあとでよくわかってきたので，お願いされたら断らずの話そうと続けてきたら昨年の11月で1000回になっていただけです。

その1000回講演を終えた後に山口県萩市立田万川中学校より｢夢に向かって・・・頑張ります！」メッセージアルバムをいただき，一人ひとり決意や気持ちが書かれていてそれを読んだ時も断らず続けてきて良かったと感じました。

講演は1000回しようとか数の目標はありませんが，最初に決めたのは退院する時に「断らない」と決めたので続けていたら1000回になっていただけです。　

これが↓1000回講演の後に贈られた「夢に向かって...頑張ります！」メッセージアルバムです。