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熱中症の対処の仕方に関して

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熱中症の対処の仕方に関して

*********NHK*********

熱中症 専門家がホームページ
6月25日 8時11分

本格的な夏を前に、熱中症の症状や対処の仕方を多くの人に知ってもらおうと、救急医療や高齢者医療などの専門家がホームページを作り、25日から公開を始めました。

ホームページは、救急医療や高齢者医療、小児医療などの専門家で作る委員会が作ったもので、平成22年、畑仕事中に熱中症になったタレントの所ジョージさんも協力しています。
所さんは、当時の状況について、「畑仕事をしていたらクラクラして気持ちが悪くなり、汗が止まらなくなった。体がしびれてきて手が開かなくなり、救急車を呼ぶための電話もできず、死ぬかと思った」と語っています。
熱中症は、体の中の水分や塩分などが失われる「脱水」から起こります。
ホームページでは、脱水の症状や対処の仕方を詳しく紹介しています。
初めに現れる症状は、▽立ちくらみ、▽めまい、▽足がつる、▽汗が止まらないなどで、すぐに体を冷やし、水分や塩分、糖分を補給しないと、短時間で悪化するおそれがあるとしています。
また、ホームページでは、脱水になりかけている状態を「かくれ脱水」と名付けて注意を呼びかけています。
例えば、「夏バテ」と感じる症状も「かくれ脱水」であることが多く、脱水によって胃や腸への血流が減るために消化機能が低下し、食欲が落ちて疲れやすくなるということです。
「かくれ脱水」は、子どもや高齢者、病気の人などがなりやすく、暑い日の屋外だけでなく、室内や夜間、運転中にも起きるため、水分をこまめに補給してほしいと呼びかけています。
ホームページを作成した委員会の副委員長で、神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜教授は、「熱中症というと暑いところで運動して倒れるイメージがあるが、熱中症にいたる前にはさまざまな症状がある。ホームページを見て熱中症の予防や対応に役立ててほしい」と話しています。
ホームページのアドレスはhttp://www.kakuredassui.jp/です。

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