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知多半島より鹿児島へ向けて1310キロ 

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福島・聖光ナインが日大三と試合をしている最中,私は鹿児島空港へ自転車のペダルを回していました。それだけに試合終了後の連絡とても嬉しく感動。

知多半島より鹿児島を約1000kと思い自転車で鹿児島まで行き,鹿児島空港から那覇空港へ飛行機で帰ることにしたのです。それで知多半島をスタートした翌日に,すでに甲子園入りしている聖光ナインを激励し鹿児島へ向かったのです。

講演終了後走り出し自転車が通行できないバイパスも多く,海外沿いや山道を走り 鹿児島まで結局...1310k。

今となればとてもよい経験ができたと思っています。途中あまりの暑さと,義足の中の足の痛みで苦しみましたが,苦しくてもできる方法を考え続ければ,方法があることも実感しています。

道に迷ったあげく,くらい山道を自転車で走っていると,何時間も対向車が一台もなく,人の気配がまったくない廃屋だけしかなかったあの道・・・足が痛くて痛くてどうしていいのか?わからないこともありましたが,どうにか義足を装着して,少しずつでも前進すると,鹿児島。

鹿児島空港が近づく道中も暑さで頭が回らず,痛みで朦朧としていました。それでもどうにか前に進むことを考えていると,どうにか前に向かって進めていました。

tsutomu   c 1300 010.JPG そんななか思いがけず,鹿児島空港で迎えてくれた埜口さん親子! どうもありがとうございます。

やっとの思いで鹿児島空港まで行き,那覇空港に到着すると自転車でいつものように「すぐ自宅!」と,思っていました。しかし,いつもは那覇空港から自宅までは「すぐ」ですが,今回は慣れたこの道が長く長く感じたものです。自宅までペダルを回し続けられてうれしいです。

義足のなかの皮膚の状態はよくありませんが,二,三日すると回復していると思います。

まだ炎症で義足のなかの皮膚は膨れ上がっていますが,ロフストランドクラッチを使用して仕事はできています。

 

 

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