福島復興支援・ウィーンチャリティーコンサート今月20日開催 

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被災者支援ウィーンでコンサートへ

9月10日 4時22分

音楽を通じて核兵器のない世界を訴えている広島出身の音楽家と、オーストリアのウィーン少年合唱団などが、東京電力福島第一原子力発電所の事故による被災者を支援しようと、今月、ウィーンでチャリティーコンサートを開くことになりました。

このコンサートは、広島出身で国際的に活躍しているチェンバロ奏者、光井安子さんらが呼びかけました。
光井さんらは核兵器のない世界を訴えるため、これまでにニューヨークなどでチャリティーコンサートを開き、広島の被爆者の治療などを支援してきました。
今回のコンサートは福島第一原発の事故の被災者支援を国際的に呼びかけることにしたもので、今月２０日、音楽の都、オーストリアのウィーンにある楽友協会ブラームスホールで開きます。
出演するのは、光井さんをはじめ、ウィーン少年合唱団やパリの室内楽のグループなどで、詩を朗読したり日本の能の音楽を演奏したりするということです。
この事業には、広島で文化活動や平和活動に取り組んできたさまざまな団体も参加することになっています。
コンサートの収益の一部は、福島県の復興支援に充てられることになっています。