島袋勉さん「夢をあきらめない」の講演を聴講して

私は将来医師になり，研究医として社会貢献していきたいという夢があります。その夢を，実現したいと本気で思わせてくれるすばらしい講演でした。島袋さんの体験は非常につらいものだったと思いますが，私は共感できるところがあります。それは，母の体験です。母は薬害により障害者認定をうけました。そんな母と毎日関わっていると，私は母にどんな言葉をかけていいか分からなくなってしまいます。しかし，今日の講演の後個別に話していただいた際に言っていただいた「やってもらったことに感謝する」という言葉が，とても響きました。

よく考えてみれば，私も母も，島袋さんも同じ人間であるのだから，嬉しいと感じる時も同じなんだなと思いました。これから，そのことを心がけて，母だけでなく全ての人に接していきたいと思いました。

また，島袋さんから医療について，「心」のことを強調されて私の考えが変わりました。「健康になるのが目的なのではなく，好きなことをしたいから健康になる」という言葉をいただき，感動しました。

私は，母の存在，父の存在，皆の存在があって今生かされていて，医師を志しています。島袋さんの話をきいて，そのことがよく分かりました。なので私は，もっと皆に日々感謝を伝えて生活しようと思いました。また，皆に自発的に自分の夢を語っていって，必ず夢を実現させます。今日は長時間，本当にありがとうございました。

（学校法人　大多和学園　開星中・高等学校）