"痛みに感謝する"ことです。私は、この言葉を本当に生まれて初めて...
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島袋勉さんの「夢をあきらめない」の講演を聴講して、私が初めて知ったことがたくさんありました。まず、最初に思ったのが、"幻視痛"についてです。私はドラマなどで、幻視痛に耐えているのを見たことがありましたが、なぜそのような痛みが起こるのか分かっていませんでした。しかし、今回の講演であの痛みは実際に身体に起きた痛みではなく、脳で感じる痛みもあるということを知りました。そのことを知らなかったら、きっと私は足や腕などを切断されてしまった人の痛みについてのことをよく分からないまま関わっていくことになっていたと思います。人と関わる上で、相手のことを知るということはとても重要なことだと思っているので、今回知ることができてよかったです。
もう一つ、印象に残る初めて知ったことがあります。"痛みに感謝する"ことです。私は、この言葉を本当に生まれて初めて聞いた気がします。少なくとも、私が覚えている中では初めて聞きました。その言葉を聞き、その理由を聞き、私は今までの痛みに対する考え方が大きく変わりました。痛みというのは自分を苦しめるだけで、良いものか悪いものかというと悪いもので、悪いものに感謝するなんて思ったことがありませんでした。それは、大きな痛みを体験し、耐えてきた人だからそういうことに気づくことができるのかなと思いました。私は島袋さんの講演を聴き、「夢をあきらめない」ことの他にも、大きなことを得ることができたと思いました。
(大多和学園 開星中・高等学校より高3女子)
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