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「義足のランナー」の著者で県出身の島袋勉さんが、那覇保護観察所の一日所長を務めることになり、きょう委嘱状が交付されました。

島袋さんは、事故で両足を失うハンディキャップを克服し、会社を経営する傍ら数々のマラソン大会に挑戦し完走を果たしています。きょう一日那覇保護観察所の所長を務める島袋さんは、自身の経験を犯罪や非行の無い社会の実現に活かしたいと意気込みを語りました。島袋勉さん「目の前に大きな問題が起きた時に、それを諦めずに目標に向かっていくということを皆さんにも知ってもらえたら嬉しいなと思っています」島袋さんはきょう午後２時から、パレット市民劇場で開かれる社会を明るくする運動の那覇地区大会で講演をします。