限界を超えた人
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琉球大学留学生(スペイン)
限界を越えた人
2013年11月7日、その目、信じられない強さを待った人と出会いました。
その日まで、2週間ぐらい島袋さんについての情報を聞いたり、本を読んだり、ビデオを
見たりしましたが、本人の話を聞くと「本当にこんな人がいるんだな」と思いました。
「一番苦しいことができれば、他のことはなんでもできるようになる」
「義足のランナー」で読んだその言葉が今も頭に残っています。読んだ時、確かにそれはそうだけど、事故前スポーツに興味があんまりなかったのに、わざわざ42.195キロのマラソンを走るのは、やりすぎじやないかと思っていました。医者や義足の部品メーカーに「両足の義足でマラソンをするのは無理だ」と言われたら、私なら、その時きっとあきらめるでしょう。でも島袋さんは怖がらずに一所懸命頑張って最後まで走りました。
マラソンについて読んでいた時、気になったことは、初めて汗を拭いて義足を履き直していた時、島袋さんは「その作業の間に、多くのランナーに追い越されていくことはわかっていた。だけど悔しい」と書きました。私は、「それは当然のことで、どうして悔しいのかな、義足を使っていない、普通にマラソンを走る人と比べることは意味がない」と思いました。でも、その後、携帯電話で話しながら、走るとも歩くともつかない速さで進むおばあちゃんたちに抜かれた時「あの遊び半分のようなランナーにも負けちゃう......」と言う部分を読んだら、すごく感動しました。その時は、その悔しさを自分のことのように感じました。
一番気になるのは痛みのことです。人間が一番怖いのは痛みだと思います。医者の検査とか歯医者とか経験したことがないことをする時、皆はいつも「それは痛いですか?」と聞きます。痛みを避けられるなら、一所懸命避けるようにします。でも島袋さんは痛みを避けないだけじゃなくて、むしろ「痛みと仲良くしよう」と言いました。 どうやってその自然の怖さを乗り越えられよすか?普通の生活をしたいからリハビリの痛みに避けないことは分かっていますが、マラソンをするのはすごい、それに走っていた時に、気になっていたのは痛みじゃなくて「グリコのマークのようにさっそうと走って映ろう」と言うこととか「明るいうちにゴールしなければ、DVDにゴールの勇姿が映らない」と言うことです。やっぱり限界を越えた人です。
これから、私も、その覚悟の強さを見習って、自分の夢を叶えるようにします!
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