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僕は「白鯨」と言う小説を思い出しました

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琉球大学留学生(ドイツ)

僕は沖縄に来る前、島袋さんのことを、全然知りませんでした。先生が授業で、足がないランナーについて話した時、僕は「ありえない、足がないのにマラソンに参加するの? そんな話、初めて聞いた」と思いました。島袋さんの本を読んで、映画を見て、授業で話し合ったら、彼のことにとても興味を持ちました。ドキュメンタリーを見た時、島袋さんだけじゃなくて、他のランナー達が応援してくれていたのには本当に感動しました。

僕は、「白鯨」と言う小説を思い出しました。その小説の主人公のアハブも足が無かったですが、死ぬまで白鯨を追いかけました。

もし、僕の足か腕が無くなったら、生きていくだけで大きな挑戦になります。 70歳、80歳まで生きていたら、人生を完遂したと思うでしょう。でも僕は足、腕、手、全部あるのに大きな挑戦をしていません。僕は、白鯨を追いかけてもいないし、マラソンとかオリンピックに参加していません。

何よりも僕は幸せになりたいです。ラッキーだったら70歳、とてもラッキーだったら80歳まで生きたいです。極度にラッキーだったら50歳まで禿げないでいたいです(笑)。

島袋さんは、本当に大変なチャレンジを追い求めています。僕は島袋さんのような心の強さがありませんが、島袋さんのように、何よりも自分の能力を信じたいです。

僕は普段、めったに泣きませんが、以上の理由で、泣くほど感動しました。

島袋さんの魂は、ずっと僕の心に残ると思います。
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