琉球大学留学生（タイ）

　私はタイからの留学生で、今年の４月に沖縄に来て琉球大学で１年間日本語を勉強している。そのおかげて、島袋さんの講演会に参加する機会があった。私は島袋さんの話を少しだけ先生に聞いて「義足のランナーなんてすごすぎる！」と思っていた。

　島袋さんに、実際に会ってみて、ビデオを見て、詳しいことが分かって、非常に珍しいだ人と思った。なぜなら、島袋さんは何度もマラソン犬会に参加しており、フル・マラソン大会で完走したからである。私には小さいマラソン大会にも出たことがなく、ジョギングもたまにしかしない。

　私は島袋さんの考え方が好きだ。「できないことから始まる」という考え方は面白いと思った。自分だったら最もいい考えでも「できるだけ易しいことからする」と思う。さらに、リハビリ中、島袋さんが普通の靴を履いて病院内を歩いて練習していた時、傷ついたのに誰にも言わずに、痛くなっても我慢していた。私にはその上うにできないと思う。だから、そんなに一生懸命頑張っていた島袋さんに感動した。

　私は、今まで、７ヵ月半ぐらい沖縄で生活していて、いいことも良くないことも遭った。留学生の生活は勉強だけでなく、友達だちとの様々な活動をしたり、旅行したり、アルバイトをしたりしているので、最近困ることもよくある。困っている時は「どうしてやるのか」、「やらなくてもいいんじやない」とよく考えていた。　しかし、今は、どうしても、何でも最後まで我慢して頑張ろうと思っている。島袋さんの話を聞いて思うようになったことである。