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今まで、「自分にはできないから」「むりだから」といって、決めつけていたことを、とてもはずかしく思います

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okinawa syogaku  007.JPG講演を聞いて

 私は、島袋さんの講演を聞いて、『何事にもあきらめずに挑戦する』ことが大切だと感じました。
 島袋さんが入場してきた時、義足だという事は分かっていたけど、初めて実際に見ると、「本当に足がないのか」「本当に歩けるのかなぁ」と、とても不思議に思いました。私の中で歩くには、足が必要不可欠で、『足がないのに歩く』という事は考えられなかったのです。
 一番すごいと思ったのは、島袋さんが講演中、ずーっと笑顔だった事です。思い出したくないもない過去の事を、話しているはずなのに、何一つかくさず話していて、しかも笑顔で、とてもすごいなと思いました。
 「できない事をさがすのではなく、できるように努力する」このような島袋さんの考え方はとてもすばらしいと思います。また、それをフルマラソンや登山などで、実行している事もすごいと思いました。
 もし私が島袋さんの立場だったら、「足がない」という事を言い訳して、現実から逃げていただろうと思います。
 島袋さんが実際に走っていた姿を見て、そんなにたいして努力もしてない私が言うのも失礼だと思いますが、今までそうとうな努力をしてきたんだなと感じました。思っていた以上にとても速く、もしかすると私より速いぐらいで、とてもおどろきました。
 今回の講演をきいて、島袋さんも努力して、ハンディをもちながらもここまできてるんだから、自分が努力すれば、何でもできるような気がしました。 
 今まで、「自分にはできないから」「むりだから」といって、決めつけていたことを、とてもはずかしく思います。これからは、「できない」と、決めつけず、何事にも挑戦し、また、自分が健康で、普通の生活ができる事に感謝しながら生きていこうと思います。
 この講演で自分の事をふりかえったり、考えることができてよかったです。
 ありがとうございました。
(沖縄尚学高等学校付属中学校)

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