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西原東中が最高賞 デジラボおきなわ2014年8月29日
ドラムの自動演奏ロボットと一緒にバンド演奏をする西原東中学校技術部の生徒=17日、恩納村谷茶の沖縄科学技術大学院大学講堂
県内の児童生徒がIT技術を駆使した作品や技術を開発、発表する「デジラボおきなわクリエーターズキャンプ」が15日から3日間、恩納村谷茶の沖縄科学技術大学院大学(OIST)講堂などで開かれた。8チーム40人が参加した。17日の最終発表会では、最高賞に当たる「グッジョブ大賞」に、自動制御でドラムをたたく自作ロボットのビートに乗ってバンド演奏を披露した西原東中学校技術部が輝いた。
主催は県内の教育関係者や民間企業などが連携した「ステム沖縄」(代表・清水洋一琉球大学教授)で、団体によるとIT分野での国際人材育成を目指した実践発表型企画は県内初。
生徒は全ての発表を英語で行った。米軍基地内学校やインターナショナルスクールからの参加も多くあった。「デジラボおきなわ」はOISTの研究者などによる体験学習を3、6月に実施してきた。
事務局長の飯塚悟大里中教諭(45)は「一昔前なら大企業や研究機関しかできなかった取り組みが、今は子どもたちでも実現できる時代だ。『自分は何に夢中になれるのか』を知る大切さを共有したい」とあいさつした。
大賞を受賞した西原東中技術部の生徒はバンド「ZONE」の2001年のヒット曲「secret base~君がくれたもの~」を演奏した。ギター・ボーカルの呉屋愛恵さん(3年)は「世界も視野に入れて語学も磨きたい」と話した。
最年少で参加した小泉耀世(れい)君(美東小3年)が参加するチーム「ロボロボの会」は、自動でサッカーをする全長30センチほどのロボットを披露した。「発表用の資料を作った。来年はロボットサッカーの世界大会に行きたい」と意気込んだ。
その他、身近な材料で作った自走型の乗り物などが発表された。
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