本島と宮古は依然暴風域 台風９号、石垣に最接近2015年7月10日 12:04 

台風９号の影響でなぎ倒された木＝１０日午前６時５１分、那覇市泉崎
台風９号の影響で道路に散乱する洗濯機を片付ける消防隊員＝１０日午前７時８分、那覇市仲井真

　気象庁によると、大型で非常に強い台風９号は１０日午前９時現在、宮古島の北約１００キロにあり、勢力を維持しながら時速２０キロで西北西に進んでおり、石垣島地方に同日昼ごろに最接近する見込み。沖縄本島地方、宮古島地方は依然、暴風域に入っている。
　台風９号は午前９時現在、中心気圧が９３５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４５メートル、最大瞬間風速は６５メートル、中心の北東側２６０キロ以内と南西側１９０キロ以内が風速２５メートル以上の暴風域、中心の北東側５６０キロと南西側５００キロ以内が風速１５メートル以上の強風域となっている。
　沖縄気象台は暴風や高波に厳重に警戒するよう呼び掛けている。
【琉球新報電子版】