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台風11号 鳥取付近を北上 厳重警戒を

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今後も台風11号の進路に注意が必要です。
台風11号による被害が大きくならないように願っています。
***********************************NHK***********************************

台風11号 鳥取付近を北上 厳重警戒を
7月17日 11時13分

台風11号 鳥取付近を北上 厳重警戒を
台風11号は岡山県に再上陸したあと、現在、鳥取県付近を北上しています。台風は動きが遅いため、紀伊半島で降り始めからの雨量が700ミリを超えるなど各地で大雨になっていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
気象庁の発表によりますと、台風11号は16日夜、高知県に上陸し、その後も北上を続けて、17日午前6時すぎに岡山県倉敷市付近に再び上陸しました。
正午には鳥取県米子市付近を1時間に15キロの速さで北へ進んでいるとみられます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、暴風域はありませんが、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風周辺の雨雲や湿った空気の影響で、西日本や東日本の広い範囲で雨が降り、局地的に雨が強まっています。午前11時までの1時間に、▽国土交通省が滋賀県高島市に設置している雨量計で36ミリ、▽兵庫県が神戸市北区に設置している雨量計で30ミリの激しい雨を観測しました。また、気象庁の観測では、午前11時半までの1時間に、▽兵庫県淡路島の洲本市と▽和歌山県日高川町で21ミリの強い雨が降りました。

台風は動きが遅いため、各地で長い時間非常に激しい雨が降り続き、紀伊半島では降り始めからの雨量が多いところで700ミリを超えています。これまでに降った雨で、徳島県と岡山県、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、それに山梨県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。また、三重県と和歌山県、それに岡山県では、川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。

比較的遅い速度で北上を続ける見込み

台風はこのあとも比較的遅い速度で北上を続ける見込みで、東海から近畿を中心に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。18日の昼までに降る雨の量は、いずれも多いところで、▽東海で300ミリ、▽北陸で200ミリ、▽近畿で150ミリ、▽関東甲信で120ミリ、▽中国地方で100ミリと予想されています。

西日本では17日も沿岸を中心に非常に強い風が吹き、最大風速は、▽中国地方と近畿で23メートル、▽四国で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達すると予想されています。さらに近畿、四国、東海の沿岸では、波の高さが6メートル以上の大しけが続く見込みです。

気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに高波や、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
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