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これから台風15号沖縄本島に最も近づく見込み...厳重警戒

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非常に強い台風15号は、沖縄本島地方を暴風域に巻き込みながら北東へ進んでいるようです。これから沖縄本島地に最も近づく見込み。厳重警戒。
      ****************NHK******************

台風15号 沖縄本島地方の一部が暴風域に
8月24日 10時01分

非常に強い台風15号は、沖縄本島地方の一部を暴風域に巻き込みながら北東へ進んでいます。台風は非常に強い勢力を保ったまま、24日午後には沖縄本島地方や鹿児島県の奄美地方に近づく見込みで、気象庁は暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、非常に強い台風15号は午前10時には沖縄県の久米島の西70キロの海上を1時間に30キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の南東側120キロ以内と、北西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間は、沖縄本島地方の一部が台風の暴風域に入っていて、午前9時20分ごろに久米島空港で43.7メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、石垣市登野城では23日午後9時16分に71メートルちょうどの最大瞬間風速を観測し、昭和16年に統計を取り始めてから最も大きい記録になりました。
台風周辺の雨雲の影響で、午前9時30分までの1時間に鹿児島県種子島では37ミリの激しい雨を観測したほか、午前8時30分までの1時間に鹿児島県南種子町の上中で、60.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
台風は非常に強い勢力を保ったまま、24日午後には沖縄本島地方や鹿児島県の奄美地方に近づく見込みです。
沖縄本島地方では24日昼すぎにかけて猛烈な風が吹き、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルと予想され、鹿児島県の奄美地方でも、24日夕方から暴風が吹き、最大風速は28メートル、最大瞬間風速は40メートルと予想されています。
また、25日は台風が近づく九州北部でも急激に風が強まり、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルと予想されています。
24日の波の高さは、沖縄地方と奄美地方で12メートル、九州南部で11メートル、九州北部で9メートルと猛烈なしけとなるほか、四国地方で7メートル、近畿地方で6メートルの大しけとなる見込みです。
また、24日は沖縄地方や奄美地方を中心に、局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
25日朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで、九州南部で180ミリ、沖縄地方と奄美地方で150ミリ、九州北部で120ミリと予想されています。
気象庁は暴風や高波に厳重に警戒するとともに、土砂災害や低い土地への浸水に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
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