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出来るまでやってみる、出来なければどうすればうまくいくのかと考えられる姿勢にも学ばせていただきました

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「島袋勉氏 夢をあきらめない」 講演感想
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 両足切断、自分であればどうなっているのか想像もつかない事です。全てがマイナスだらけからの様に見えましたが、お話を聞かせていただいて、出来ないなら出来るまでと言う前向きな考え方に、「そういう考え方もあるのか」と感嘆しました。私自身、調子が悪いときには風邪をひいているからと、何かと理由を付け言い訳のように、自分を納得させていました。島袋氏の「(出来ないことに)怪我を言い訳にしない」、「夢をあきらめない」という実体験のお話から、諦めなければ壁は乗り越えられるという事を目の当たりにさせていただきました。今後の自分か壁に当たった際には、少し頑張ってみようと思います。

 私が本校で初めて担任を持った11年前のクラスには片足が義足の生徒がいました。小さなころから義足で、最初は人前で義足を見せる事をためらっていましたが、クラスの者たちが彼を、義足をつけている同級生ではなく、「同級生」として一緒にやろうと受け入れたことから、彼の中で変化があり、義足を付けていることをためらうことがなくなりました。
その姿を見て、これから持つクラスは励ましあうクラスにしたいと思ったことを、今回のお話を聞いて思い出しました。時が経って、慣れてしまった自分は初心を忘れ一人一人をみる余裕がなくなっていたように思えます。
 
出来るまでやってみる、出来なければどうすればうまくいくのかと考えられる姿勢にも学ばせていただきました。私自身も授業などで「生徒が(理解)できない」という場面がよくありますが、「そこまででもういいよ」と言ってしまうこともあります。慰めではなく、「もう少し頑張ってみよう」と励まして教えていくことを続けていけば、理解を深めることができるのではないだろうかと思えました。今回のお話は単に人権研修という点からではなく、授業姿勢にも生かすことができると学ばせていただけました。ありがとうございます。
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