沖縄に来られている方へ「ワルミ大橋」おすすめです。
【鳥の目ショット】青い海渡るアーチ ワルミ大橋
今帰仁村と屋我地島との間のワルミ海峡に円弧を描くように架かるワルミ大橋。古宇利島や本部半島から国頭へ抜けるドライブコースとして知られ、橋からは美しい景観が望める。
緑に覆われた国頭の山々、真っ青な海に伸びる古宇利大橋。遠くに伊平屋、伊是名の島々が見渡せ、運天港には離島定期船が出航を待つ。静かな羽地内海からワルミ海峡にかけてエメラルドグリーンの海面に、水上スキーを楽しむボートの軌跡が白波となって漂う。
ワルミ大橋は県の事業として生活・産業交通の利便性の向上、観光振興による地域活性化を図るため、2005年に開通した古宇利大橋に合わせて整備が進められた。用地取得が遅れ、06年に着工、10年12月に開通した。ワルミ海峡周辺が沖縄海岸国定公園の特別地域に指定されていることから、景観への配慮や航路の確保のため、道路部の中央に橋脚を設けない「上路式RC固定アーチ橋」が採用された。橋の長さは全長315メートル、アーチ部分は210メートルの長さを誇る。11年には環境との調和などが評価され、日本コンクリート工学会賞の作品賞を受賞した。
今帰仁村側の橋のたもとにある橋の駅「リカリカワルミ」は多くの客でにぎわう。スイカやクワンソウなどの特産品が並び、ワルミ海峡で養殖されたタイや今帰仁産和牛が味わえるレストラン、展望台も人気だ。運営する今帰仁ワルミ観光物産合同会社の小浦建男さん(68)は「橋が完成して、ものすごく交通量と観光客が増えた。自然を生かした景観の良さが最大の特色だ」と絶賛する。
前今帰仁村長の与那嶺幸人さん(69)も「ワルミ大橋が完成して(今帰仁までの距離が近くなり)古宇利島の離島苦が解消した。やんばるの観光振興に大きく貢献した」と当時を振り返る。「あとはこのきれいな場所でバンジージャンプができれば...」と笑った。
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