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嬉しい知らせ!

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嬉しい知らせ!濱崎達規さんの思いが強まっています!
國場会長の夢がまた一つ実現!嬉しい!
      *********************琉球新報**********************

濱崎(南城市役所)海外マラソンへ 日本陸連推薦、初の快挙

ブエノスアイレスマラソンへの抱負を語る濱崎達規=29日、那覇市の県体協スポーツ会館

 長距離ランナーとして実業団の小森コーポレーションで活躍し、今年4月から市民ランナーに転身した濱崎達規(29)=南城市役所勤務、うるま市出身、沖工高―亜大出=が10月15日(現地時間)、ブエノスアイレスマラソン(アルゼンチン)に出場する。2015年の東京マラソンで出した2時間12分12秒(自己ベスト)の記録や、17年4月の長野マラソン5位、北海道マラソン6位などの上位入賞の実績を受けて日本陸上連盟が推薦した。

 濱崎は実業団時代は海外大会の経験を持つが、市民ランナーとなって、初の海外レースとなる。目標は3位以内入賞と2時間15分~16分台とし、「やってのけたい」と意気込んでいる。

 沖縄陸上競技協会の國場馨会長によると沖縄陸協設立68年の歴史で、同陸協所属の選手が日本陸連のマラソンの海外レース派遣推薦を受けるのは初の快挙だという。

 北海道マラソンを8月に終え、しばらくは休養期だったという濱崎。レース1カ月前の推薦はかなり異例で、実業団や学生のトラックや駅伝シーズンを迎え「日本陸連も選手の選出に苦労したのだろう」と話す半面、「運もタイミングも大事。これに飛びつかない手はない」と渡りに船と挑戦を決意した。

 保持するフルマラソンの県記録は今年の長野マラソンの2時間15分42秒。「最低でも3位以内。2時間15~16分台を出したい」。市民ランナーになってあらためて胸にした走ることの楽しさ、勝利への強い気持ちを抱き、"仕事も競技も全力で"の思いを忘れず、ブエノスアイレスの地での疾走を誓う。

県体協の瑞慶覧長行副会長(前列右)、県陸協の國場馨会長(同右から3人目)から奨励金や支援金を交付された濱崎達規(同右から2人目)=29日、那覇市の県体協スポーツ会館

◆濱崎に奨励・支援金/県体協と沖縄陸協
 海外レースに出場する濱崎達規に対し、県体育協会と沖縄陸協からの奨励金と支援金贈呈式が29日、那覇市の県スポーツ会館で行われた。県体協の瑞慶覧長行副会長、沖縄陸協の國場馨会長からそれぞれ奨励金や支援金が手渡され、海外での好成績に期待した。

 濱崎は昨年、南城市が県内で初めて設けた職員採用「特別枠」(1次試験免除)で合格し、市の健康増進課に勤務する。その傍ら、レース前には30~40キロ走と400~千メートルの10~15本走と長短距離を織り交ぜたトレーニングに取り組んでいる。

 実業団時代は「競技が仕事でプレッシャーも大きかった」と振り返る。長距離が本当に好きなのかどうか。まずは「仕事第一」と市民ランナーになって勤務後に粛々と練習する生活から、競技への気持ちを逆に高めたのが北海道マラソン前だった。沖縄特有の暑さと湿度の中、同級生のランナー・仲間孝大らと試行錯誤の練習を重ねる中で「スイッチが入った」という。

 全国の実業団選手には負けないし、記録も伸ばしたい―。「生半可じゃない気持ちが出てきた」

 県外で活躍した選手が沖縄に戻って働く場を得て生活できる模範として、崎濱は南城市の「特別枠」採用に感謝する。市役所の八幡恭光健康増進課長も「地域の子どもたちの目標になってほしい」と励ます。沖縄陸協の國場会長や濱崎は「このような職場での採用がもっと広まり、活躍した選手の受け皿が増えるといい」と後進の練習環境の向上にも期待している。

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