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八重山毎日新聞 義足のランナー島袋さん完走 沿道から大きな声援

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義足のランナー島袋さん完走 沿道から大きな声援

両足義足のランナーとして、これまでニューヨークシティーマラソンなど数々の大会に挑戦し続けている島袋勉さん=那覇市在住=がハーフマラソンに初参加。惜しくも制限時間内でのゴールはかなわなかったが、仲間とともに元気に最後まで完走した。

踏切事故に遭い、両ひざ下を切断し義足ながらマラソン大会は21回目、フルマラソンも10回完走しているという島袋さん。「自分にとって一番できそうにないと思っていたのがマラソンだった。でも何事も最後までやり遂げるという習慣を身につけるためマラソンを続けている」とさわやかに語った。

石垣での初マラソンは「走りやすいコースだったが義足の調整がうまくいかず途中から苦しくなった。路面のでこぼこがひざにくるのがつらかった」と振り返った。
 また「島の自然を感じる余裕はなかったが、沿道の声援は元気が出た。今度は時間内にゴールしたい」と話していた。

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