沖縄タイムス 「義足のランナー」NYマラソン完走
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「義足のランナー」NYマラソン完走 「努力」と「不屈」島袋さんが熱弁 県人会と交流
【てい子与那覇トゥーシー通信員】十一月に開催されたニューヨークマラソン参加のためニューヨークを訪れたマラソンランナーの島袋勉さん(44)=那覇市=は同大会で見事に完走を果たした翌日、ニューヨーク県人会の集まりに参加した。
「義足のランナー」NYマラソン完走 「努力」と「不屈」島袋さんが熱弁 県人会と交流
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「義足のランナー」NYマラソン完走
「努力」と「不屈」島袋さんが熱弁
県人会と交流
ニューヨークを訪れ、県人会のメンバーに自らの体験などを語った島袋勉さん(手前中央) |
島袋さんのニューヨークマラソン参加は三年連続。今年は両足義足の兄に並走する妹の栗田智美さんも参加した。
マンハッタン在住の比嘉良治さんの自宅で開かれた県人会の集まりで島袋さんは「昨年に比べると、今回は調子が悪かった」と話を切り出した。
話の中で島袋さんは「あきらめてはいけない。ずっと続けることが大切」と、彼のモットーを強調した。そして足を失った事故から七年たち、これまでのマラソンに挑戦してきたことなどについて語った。
参加した県人会のメンバーらは、島袋さんのさまざまな工夫や知恵を重ねた体験談に聞き入った。そして、常にランナーとして心身ともに精進しようという、努力と不屈の精神に感動。異口同音に「島袋さんの心構えにあやかりたい」「心の栄養になった」と感想を述べていた。何よりも島袋さんの笑顔と、明るい振る舞いが、強くメンバーらの印象に残った。
島袋さんの新聞記事を手に出席したニューヨーク・ロングアイランド在住の照子(島袋)トーレズさん=那覇市安里出身=は「会えて感激しています。いつも島袋さんの記事を読んで自分を励ましています」と感動した様子で語っていた。
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