西日本新聞 「夢あきらめず、やり遂げて」
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「夢あきらめず、やり遂げて」
義足ランナー島袋さん講演 八女・上妻小
八女市立上妻小(同市江津、今村辰子校長)でこのほど、義足を装着してマラソンに挑んでいる沖縄県那覇市在住の会社社長島袋勉さん(44)の講演会「夢をあきらめない」があり児童たちに「困難に直面しても、あきらめずにやり遂げて」と呼び掛けた。
講演会は同校とPTAの共催。2月に八女市の病院で開かれた講演会に出席した今村校長が、島袋さんの話に感銘を受け、直接電話で交渉して実現した。
全児童429人に島袋さんは、踏切事故で両足を失い、記憶障害にも悩まされながらも前向きに生きることを決意、2004年には義足を着けてホノルルマラソン(米・ハワイ)を約13時間で完走したことを語り「言い訳せず、目標を持って努力を」と呼び掛けた。最後に島袋さんは義足を着け、体育館を全力疾走で一周し驚かせた。
6年の林田美咲さん(11)は「義足でフルマラソンを走り抜いたのはすごい」と感想を語っていた。
(写真)児童らの拍手の中、両足に義足を装着して体育館内を走る島袋さん
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