鳥取県の学校に講演で出向いたのは大正小学校が初めてでしたが、 印象深い講演会と交流会・・・ そして見えなくなるまで手を振ってのお見送りをどうもありがとう・・・!

講演会後には６年生教室で楽しい交流会が計画されていましたが、その様子が「学級通信」に載って届きましたので、一部を紹介致します。

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今、夢があるって素晴らしい！

島袋さんの講演会、６年生との交流会がありました！

・・・次々とチャレンジされる島袋さんだからこそ、子ども達へのメッセージにも気持ちがこもり、子ども達も真剣に聞いていました。午前中の講演､給食、5校時の交流と、時間がたつにつれてすっかりと打ち解けていった様子でした。「足を無くして出来ないことはありますか？」「う～ん、足裏マッサージかなぁ。」と答えられたり、みんなに一人ずつサインを書いてくださったり、子どもと向き合うと、本当に素敵な笑顔で過ごされる島袋さんでした。最後は、２年生から６年生まで、校長室から職員玄関にお見送りの花道を作り、にこやかに手を振ったり、握手をしたり、とてもお別れが名残惜しそうでした。・・・・・・

雨垂れ石をうがつ

　　小さな努力も、ずっと続けていけば、大きな力になる！

島袋さんから６年生へのメッセージ

　自分の夢を持っている人は強い。すごいことだ。夢が途中で変るのはＯＫ。夢がないというのはいいことではない。大きな夢をもつのも大切だけど、一つ一つ目標を持つことが大切。そのためには、食べるものを考えて、体力をつけてほしい。

　それから｢夢を実現できている姿をイメージ」することが大切だ。夢を実現できるかできないかの差は小さい。毎日の生活の中での小さな努力の積み重ねが大切だ。「雨垂れ石をうがつ」という言葉がある。小さな力でも、ずっと続けていれば大きな力になる。ちょっとしたことでも、続けることはすごいことなんだ。 

交流会後の子ども達の感想

－ぼくは、島袋さんの講演を聞いて、大きな目標ばかりじゃなく、小さな目標も積上げていけばいいということが心に残りました。世界にもこういう人がいるので、ぼくもがんばりたいです。

－今日の島袋さんの講演で、島袋さんが｢足がないからできない。」という言い訳はしないようにしようと思ったと言われていて、ぼくも「これがないからできない。」とか、そういう言い訳をせずに、そのない物の分を、自分で考えて工夫して、ない物の分を補って、最後まで頑張るようにしたいです。

－義足は、でこぼこの道を歩くのが大変と言っておられ、不便なんだなあと初めて知りました。考えが変ったことは、自分の体って便利だなと思うようになったことです。今までふつうだと思っていたけど、島袋さんの講演を聞いて、改めて便利なんだと思いました。これからも｢夢をあきらめない」この言葉を忘れずにがんばっていきたいです。

－私は、すぐにあきらめてしまうことが多いけど、島袋さんの話を聞いて、あきらめたらいけないんだなあと思いました。島袋さんは、義足でフルマラソンをしようと思ったことがすごいと思いました。わたしも、あきらめずにいろいろしようと思います。陸上練習で走るとき、あきらめようと思ったことが何回もあったけど、島袋さんの話を聞いて、あきらめたらいけないと思いました。

－自分は足が無いから無理とか、目が不自由だから出来ないとかじゃなくて、フルマラソンとか登山とかいろいろな事にチャレンジしているのがとてもすごいなあと思いました。