映画「うつぐみの色」プレビューが視聴できるようになりました・・・!
今年4月にクランクイン、8月末に完成し、9月10日に東京で、26日には沖縄での上映会を終えた竹富島舞台の短編映画「うつぐみの色」...、そのムービープレビューが動画サイト「you tube」で視聴できるようになりました。
私は講演出張中でどちらの上映会にも出席できませんでしたが、参加して視聴してくださった皆さんからのメールやコメントを読ませていただきました。ありがとうございます。
ここに出てくる竹富島には、せわしない21世紀の中にあって"時間が止まっている"かのような空間が広がっていて、それが美しい映像と沖縄サンシンの音色で見事に表現されており、「こうした生活が今でも営まれているのだ...」と感嘆の念を抱かれると思います。私も少しの時間でしたが、人々の暮らしに"触れ"、いつまでも滞在したくなるような気持ちになりました。
今回は八重山諸島のひとつ「竹富島」を舞台に織りなす人々のふれあい、ひとりの女性の心の軌跡と人のふれあい、「うつぐみ」がキーワードに描かれています。
題名にもなっている「うつぐみ」とは、竹富島独自の言葉で、共同体のなかでの団結心を表しています。島のくらしに欠かせない「うつぐみの心」、その心の実践を日常としている島の人々に触れ、心が大きく揺さぶられる主人公を中心に描きます。
キャスティングは東京での創作に行き詰まり「自分の心の景色」をもとめて島にやってくる主人公、キャメラマン役を、今年CDデビューを果たした新鋭アーティスト松本加奈子。
彼女の被写体となることで、その心に「種」を手渡す義足のランナー役に、自身が事故により両足を失い、義足生活を余儀なくされながらもホノルルマラソン完走を成し遂げた「義足のランナー」島袋勉。
そして主人公を導き、「うつぐみの心」に触れる手助けをする、島のキャメラマンを、ニューヨークを拠点に、世界の聖地を巡り写真におさめているフォトグラファー稲田美織。
いずれも映画への出演は初となりますが、それぞれが、ユニークな存在感で『うつぐみの色』という映画の時間の中にしっかりと生きています。
どうぞご覧になってみてください。
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