子供が小学校へ入学し、初めてのオープンスクールへの参加で、成人教育講座が開催されることは知っていましたが、恥ずかしながら、誰の講演なのか、何の講演なのか全く気にも留めてなく、ただ流れのまま体育館のイスに座っていると、両足義足の方が入ってこられ、檀上に立たれました。それからは、島袋先生の話に呑み込まれ、私の人生の中で、とても感銘を受けた講演となりました。
自分で歩くことへの挑戦、義足の解体・・・バトミントンによる視覚の補整、脳再生へのチャレンジ・・など、全てがあきらめない力・・・チャレンジ精神や探究力が生み出したであろう、素晴らしい発想力と行動力・・・島袋先生の壁を乗り越えていく姿が見えました。
今、当たり前と思っていることが、実は、当たり前ではないこと・・・自分に起きたことを環境やまわりのせいにして言い訳をして逃げないこと・・・やるべきことをやる、やれることを先のばしにしないこと・・・まだまだ、たくさんのことを改めて考えさせられました。
今、子供も大人も大切なことは、どう生きるかということだと思います。島袋先生の講演は、今は、低学年の子供には、全ての内容は理解できなくても、確かに心に響いていました。
沖縄から三潴までわざわざお越し頂いた、島袋先生に感謝いたします。また、このような機会を作って頂いたＰＴＡの方々に感謝いたします。