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冬場の地道な訓練があってこそ...チームとしての成長

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選抜高校野球!興南高校の冬場の練習を聴いていただけに...心打つものが・・・。
冬場の地道な訓練があってこそ・・・チームとしての成長も見せていただいています。
昨日も「制球に苦しむ島袋洋奨君をチーム全員が支えたい・・・」そんな思いが伝わってきました。
我喜屋監督も潜在能力を発揮した・・・と、言われていましたが、チームの思いが一つになり冬場の訓練が支え合う力になっているように感じました。
主将の我如古君が先回の試合で「一点を取って(島袋)洋奨を楽にしたい、その思いが皆でチャンスをつくって取れた」と話していましたが、その"思い"が今回の試合で伝わってきました。 
島袋君も「打線が冬場鍛えた打撃を甲子園で出してくれている。自分もピッチングで応えたい」と。
チームの思いが一つになるときに、それぞれの潜在能力が見事に発揮されたようで美しく感じました。成長を見せていただけて嬉しいです。
次の試合も楽しみにしています!
昨日の試合の様子↓(デイリースポーツ新聞)
 

興南、初の8強...我如古8打席連続H

3月30日9時41分配信 デイリースポーツ

興南、初の8強...我如古8打席連続H
 8回、我如古が5安打目となる右前適時打を放つ(撮影・辰巳直之)
 「センバツ2回戦、興南7‐2智弁和歌山」(29日)
 2回戦3試合が行われ、広陵(広島)、中京大中京(愛知)、興南(沖縄)が準々決勝進出を決めた。興南は13安打7得点で智弁和歌山(和歌山)に快勝、初のベスト8入り。5打数5安打1打点の主将・我如古(がねこ)盛次内野手(3年)が大会タイの8打席連続安打を記録すれば、エース・島袋洋奨(ようすけ=3年)も2試合連続2ケタの11奪三振と力投した。72年ぶり史上初2度目の"夏春連覇"を目指す中京大中京は、神港学園(兵庫)に競り勝って、3季連続で8強入り。広陵(広島)はサヨナラで宮崎工(宮崎)を下した。
  ◇  ◇
 まるで打ち出の小づちだ。我如古が、打ちも打ったり5打数5安打。4打数3安打だった初戦の関西戦からの連続安打を8とし、大会タイ記録をマーク。頼れる主将がプレーでチームをけん引し、初の8強入りを果たした。
 我如古は「甘いボールを見逃さずに打ったのが結果につながった。周りから"興南は打てない"と言われていたので、打てるところを見せたかった」と胸を張った。8打席連続安打の記録には「知りませんでした。お立ち台は気持ちいいですね」と充実感をにじませた。
 昨年は春夏とも、好ゲームをしながら初戦で敗退した。関西を撃破して臨んだ2回戦、智弁和歌山のお株を奪う強打の中心に我如古がいた。
 1点を追う五回無死一塁から右前打し、エンドランを鮮やかに決めた。無死一、三塁とチャンスを広げると、その後、一挙3点を奪って逆転に成功。八回1死二塁で迎えた第5打席では再び右前に運び、貴貴な追加点をたたき出した。
 大舞台で結果を残すために、冬場に猛練習を重ねてきた。一日のノルマは1000スイング。全国レベルの速球に対応するために、通常より6メートル前からのフリー練習を繰り返した。チーム随一の練習の虫は、全体メニュー後も寮で黙々と素振りを繰り返した。
 我喜屋(がきや)優監督は「リーダーとしての資質、野球をする技術、どれも秀でている」と絶大な信頼を置いている。野球部の環境委員長を兼務し、グラウンドの草むしりも率先して行う我如古は「島袋ばかりに頼っていては勝てない。チーム一丸となって、守備でも守りでも勢いのある野球を展開したい」と意気盛んだった。
 
 
 
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