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株式会社りゅうせきエネプロ経営方針発表会「特別記念講演」

株式会社りゅうせきエネプロ経営方針発表会「特別記念講演」

日時:2010年4月3日(土)17:10~18:50

会場:カヌチャーリゾート・フェストーネ

講師:島袋勉氏 (義足のランナー)

目的:経営方針発表会特別記念講演

演題:「夢をあきらめない」

対象:当社従業員及びパートナ―各社様

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みつばち通信 :

夢をあきらめない

ぐす~よ~、ちゅううがなびら!  皆さん、こんにちは!  エネプロ社長の稲嶺有晃です。みつばち通信第64号をお届けします。

4月の気候は異常でした。例年だと4月中旬から連休頃まではとても過ごしやすい季節です。ところが今年は三寒四温と言うよりも、冬と夏が交互に来る三冬四夏でした。ニュースでは、エルニーニョもどきの影響と言っていましたが、変ですよね。地球温暖化の影響なのでしょうか?

さて、春の甲子園、国際通りは、予想通りガラガラでした。史上初の嘉手納、興南の沖縄県勢2校出場、大いに盛り上がりましたね。残念ながら嘉手納の健闘は実りませんでしたが、興南は堂々の初優勝、すばらしかったですね!  

昨年の甲子園での1回戦敗退の悔しさをばねに、1戦ごとに強くなっていきました。特に決勝戦の粘り、執念そして仲間を信ずる心、感動でした。守りのミスから先取点を取られ、さらにホームランを打たれたときは、もうダメかと思いました。

しかし、そんなときに、 「決してあきらめるな。必ずチャンスは来る!」と、選手を信じて、励まし続ける我喜屋監督。その監督の思いに応えた選手達。選手達を応援し続けた応援団。全員が主役でした。お互いに譲らず、延長戦での気迫と執念の勝利。どちらに勝利の女神がついても良かった両校全力を尽くした名勝負でした。

その決勝戦が行なわれた4月3日、当社では経営方針発表会がありました。全社員が出席して一年の方針や計画を発表し、確認する大切な会合です。興南の優勝もあり、大いに盛り上がりました。毎年、この経営方針発表会では、ゲストをお迎えして記念講演をしていただいています。今年の講師は、義足のランナー島袋勉さんでした。

島袋さんは、自動車修理工場ラシーマの社長です。鉄道事故で、両足切断、記憶が途切れる高次脳記憶障害、物がダブって見える複視障害になります。その逆境の中、持ち前のプラス思考で、会社を立て直し、ホノルルマラソンや那覇マラソンなどを完走します。そして、エベレストに登頂したいと夢を語る島袋勉さん。義足を取り、切断した両足を見せながら、どんな状況でも夢をあきらめたくなかったから、子どものころからやりたかったことをやっているだけ。一番になるよりもふつうの人と一緒にしたいと爽やかに語ります。状況が悪いからといって目標を変えるのはよくないことだ。「あきらめない」「言い訳をしない」生き方をしたい。足がないからできない」「記憶障害があるから覚えられない」「目が悪いからできない」と自分の障害で言い訳をしない。こんな大きな事故に遭って、運が悪かったと考えるか、助かって運が良かったと考えるか、それだけで人生は大きく変わる。


できる、できないではない。やるか、やらないかだ。やれる方法を考えて、実行すればいいのだと勇気をもらい、気持ちを新たにした講演でした。 夢を持て、夢を捨てるな、夢だけ持つな。あわてず、あせらず、あきらめず、夢をつかむのはあなただ。

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