第46回社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会
*************第46回社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会HPより***********
【企画:沖縄県精神保健福祉士協会】【企画責任者 比嘉寛/那覇保護観察所】
シンポジウム(会場調整中 定員250名程度)
医療観察法が施行され5年が経過します。多くの課題を残したまま施行され、関係機関から様々な意見が飛び交っているのが実際と思われます。PSWも例外ではありません。
同法施行後5年が経過する中で、対象となる方も確実に増えてきており、そこに関わるPSWも増えてきています。しかし、本協会構成員を中心とした議論をすることは少ないように思われます。自主企画ではありますが、全国の構成員が集う中、多種多様なPSWの様々意見を求め、医療観察法がどのように運用され、今後もいかなる課題があるのか、「沖縄発!美(ちゅ)ら島からのメッセージ」として、屈託のない議論を行いたいと考えています。
【シンポジウム】
(1)保護観察所における施行状況等について
法務省 保護局 総務課 精神保健観察企画官室
(2)ダブルマネージメントを施行してみて
保護観察所 社会復帰調整官
(3)精神科病院における医療観察法の現状
阪南病院 平 則男(指定通院医療機関)
(4)医療観察法の課題
菊川市立総合病院 原田 正美
〈指定発言者〉
社団法人日本精神保健福祉士協会(予定)
【コーディネーター】門屋 充郎(NPO法人十勝障がい者相談支援センター)
【座長】比嘉 寛(那覇保護観察所)
【企画:沖縄県精神保健福祉士協会】【企画責任者:大城ゆかり/嬉野が丘サマリヤ人病院】
グループワーク(会場B2 定員40名 先着順)
【グループリーダー】5名
【対象】経験年数3年未満のPSW(※年齢制限なし)
【話題提供者】
大城ゆかり(医療法人 社団輪仁会 嬉野が丘サマリヤ人病院/精神保健福祉士)
宮城明日香(医療法人 南嶺会 勝連病院/精神保健福祉士)
【内容】
「同期のPSWがすごく輝いてみえる」「理想と現実のギャップを感じる」
「先輩のように上手く支援ができない」「専門職として実感・自信が持てない」
・・・それでも私、毎日PSWしています!!
新人だからこその悩み・不安ってありますよね。けれど、こんな悩みや不安を持つって、悪いこと?専門家として恥ずかしいこと?
いや、そうではないはず!向き合う工夫や乗り越える方法は、必ずあるはずです。そして、乗り越えた先には何が待っているのでしょうか。話題提供後、新人PSWが日頃感じている不安や悩みを分かち合いながら、グループワークで今を乗り越える為の方法・ヒントを話し合い、参加者全員で共有していきたいと思います。終了後、参加者全員が元気になる事間違いなし!!
参加をきっかけにPSWの輪を広げましょう。そして、この体験と知り得た情報、新しく出来た仲間の輪を沖縄からのお土産にして下さい!
※ 名刺をお持ちの方は、ぜひご持参下さい。
【企画:沖縄県精神保健福祉士協会】【企画責任者:梶並飛鳥/那覇市役所】
講演(会場B1 定員80名 先着順)
【司会】沖縄県精神保健福祉士協会より
【講師】真栄田絵麻氏(心理療法士)
【対象】支援者のセルフケアに興味のある方
【内容】
笑顔、忘れていませんか?
いい支援を行う秘訣!それは、まず支援者である自分自身が幸せであることです。
この企画では真栄田絵麻先生から笑顔の大切さを通し、支援者のセルフケア法を学びます。真栄田先生は自らの実体験を元に「笑いが一番、笑顔が一番、笑うかどには福来る」と心の元気を伝え、年間300回の講演をこなす心理療法士です。
青い空と海が広がる沖縄でセルフケアを学び、皆さんが今後も明るく楽しく元気いっぱいにソーシャルワークしていけるような企画にしました。
皆さんの笑顔をお待ちしております。
【講師プロフィール】
昭和27年生まれ。宜野座村出身。
高校卒業後、観光バスガイドとして働く。その後、独立。(株)セシルエマを設立し、人材育成を中心に活動。(有)北部観光バス設立メンバーとして、全国初の男性ガイド6名を育成。運営全般に関わる。また、沖縄県へ観光人材育成の必要性を提言・確立させた。
しかし、がん治療の為、観光関係から離れ、今まで培ってきた知識や経験を活かす新たなスタートとして、「心と体の健康」について代替医療を学び、心療内科、クリニックで心理療法士として活動を始める。現在は「笑いと健康」をテーマに笑うことの大切さを独自に研究。「笑って元気」になるユニークな笑いビクス、「心笑体笑療法」、「笑いヨガ」も考案。ワークショップを開催している。さらに、市町村行政、大手企業や各教育機関、医療機関、県外と年間260回以上の講演やセミナーを行っている。その傍ら、がん患者や家族、その支援者と社会との関わりの大切さを願い、がん撲滅とがん征圧への活動に携わる。また、飲酒運転根絶に向け地道な活動を行い、平成21年10月1日の沖縄県飲酒運転根絶条例の制定に貢献する。
その他、琉球大学非常勤講師、「琉球リハビリテーション学院」非常勤講師、沖縄県労働局「自己啓発セミナー」講師など、多方面にて活躍中。
【今、われわれ精神保健福祉士に求められるもの】
講師:門屋 充郎氏(NPO法人十勝障がい者支援センター理事長)
【講演内容】(予定)
精神保健福祉士の社会的認知の向上とともに、多くの領域での活躍が期待されるなか、われわれ精神保健福祉士はどのような倫理、価値観を持ち、かかわりを続けるのか?
実践経験に基づいたソーシャルワークのあり方について、十勝障がい者支援センター理事長門屋充郎氏に「今、われわれ精神保健福祉士に求められるもの」というテーマでご講演いただきます。
【精神保健医療福祉の動向と精神保健福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて(仮)】
講師:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課(予定)
【夢をあきらめない】
講師:島袋 勉氏(株式会社ラシーマ社長)
島袋勉氏は、両足義足でマラソンを続けているランナーです。出張中の踏切事故で両足を失いましたが、子供のころからの夢であったホノルルマラソンを皮切りに国内外のマラソンに挑戦しています。
さらにトライアスロンやエベレスト登頂の夢を実現するために日々、トレーニングに励んでいます。彼の姿は北野武のテレビ番組「奇跡体験!アンビリバボー」で紹介され驚きと感動を呼びました。島袋氏の前向きな生き方に触れ、夢と勇気と感動を分かち合い、今後の糧にしていただきたいと願いを込めて企画しました。
【講師プロフィール】
1963年 沖縄県那覇市生まれ。
1983年 20歳で会社創業。新システム開発により成長。
2001年 アメリカのIT事業視察の帰り、千葉県にて踏切り事故により両下腿切断。高次脳機能障害(記憶障害)を負う。
2002年 事故より20ヶ月間入院。会社の危機のため急遽退院。
2003年 社会復帰。同時に再び社長に就任。会社再建に立ち向かう。
2004年 11月両足義足でトリムマラソン3キロに初挑戦。
2004年 12月(42.195キロ)ホノルルマラソンに挑戦完走。
2005年 バンクーバー・ゴールドコースト・NYシティマラソン等海外のマラソンや各地の国内マラソンに出場しいずれも完走。
2006年 1月アルゼンチン、アコンカグア登山挑戦。
2007年 8月富士山初登頂。
2008年 8月富士山麓一合目より登頂。
2009年 11月ツール・ド・おきなわ 沖縄本島一周313キロコース完走。
現在も「あきらめない習慣」を身に付けるためマラソンそして登山を続けている。
株式会社ラシーマの会社経営の責任を果たしつつ社会貢献活動として、要請がある機関・学校には『講演講師』として出向いている。
著書に「義足のランナー」(文芸社)がある。
第29回(2006年度)「琉球新報社会活動賞」受賞。
第20回(2007年度)「ランナーズ賞」受賞。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメントする