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猛暑の中でも・・・研ぎ澄ませていた集中力、興南・島袋くん

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猛暑の中でも、研ぎ澄ませていた集中力。夏の甲子園決勝戦での興南・島袋くんを思いだしています。あの暑さの中での、素晴らしい集中力。事前訓練の成果。

厳しい蒸し暑さ・・・気温が高い学校体育館での講演会へ行ってきました。

暑さは覚悟しているのですが、やはり音響設備の良い冷房設備の整った会場での講演の後に、蒸し暑い体育館の中・・・ハウリング...幾つもの挑戦・・・その度、与えられた状況で工夫しながら対応するようにしています。

しかし、体育館のステージ上のあまりの蒸し暑さで、話している最中に頭が朦朧とすることも・・・

それで、猛暑の中で神経を研ぎ澄ませていた興南・島袋くんを思いだし私も訓練・訓練・・・。

新聞記事より↓2010年夏の甲子園決勝戦・島袋くん記録
 ◆島袋洋奨投手=興南・3年

 ◇とことん勝利追求...投球工夫し終始、的絞らせず

 とことん勝利を追求した。象徴的なのは、歓喜の直前だ。九回2死、東海大相模の代打・宮崎へ6球目を投げる前、山川のサインに珍しく2度も首を振った。初めは直球、次は変化球。もう1回、直球のサインが出た後でようやくうなずいた。

 「直球狙いは分かっていたので、わざと首を振ることで変化球を意識させたかった」。ここはファウルで粘られたものの、次の球で空振り三振に。大量リードの終盤でも、神経を研ぎ澄ませていた。

 こだわってきた力任せの直球勝負も「封印」。落ちる球を多用した。転機は一回、東海大相模の先頭打者・渡辺に直球を中前に運ばれ、「まっすぐに張られている」と感じたことだ。1死一、二塁で迎えた4番・大城卓には、落ちるツーシームを3球続け、つんのめらせて当てただけの併殺打に打ち取った。「(普段と)逆のこともできるのが、島袋の証明」と我喜屋監督。今大会最少の4奪三振に終わったが、終始、的を絞らせなかった。

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