校訓:自主・練磨・創造 Yes, we can change!
平成22年 9月 17日 発行
校訓:自主・練磨・創造
Yes, we can change!
できないことを探すのではなく,できる方法を考えよう
14日16時30分,ウインズコートカンファレンスで島袋さんをお迎えしました。島袋さんは大変気さくな方でした。日本国内を飛び回ってたくさんの学校で講演をしておられます。島袋さんはもちろん車の運転はされますが,障害者用の車ではなく,何も改良してない普通の車を運転するとおっしゃっていました。使いやすい便利のいいほうに慣れてしまうと使える機能まで退化してしまうからだそうです。ですから,エレベーターなどもなるべく使わず,階段を使うようにしているそうです。
島袋さんは,登山やロッククライミングもできることを何の気負いもなくさらっとおっしゃいます。笑顔でさらりとおっしゃるその姿がどこまでも澄みきっており私の心に残りました。
さて,16日には本校で講演していただきました。地域の方も20名近くお越しでした。島袋さんが自分の身の上におきた現実を受け入れ,どうするかということを考え,「自分自身と約束」し目標に向かって挑戦し,成し遂げていかれていることが分かりました。人がこうしろ,こうしたほうがいいよというからするのではなく,自分で考え,自分で決めて実行する。結果についても自分で責任を持つ生き方をしておられることが伝わってきました。
*講演に際し,放送機器の関係で島袋さんの声が聞きとりにくい部分がありました。申し訳ありませんでした。
講演後,児童・生徒とのふれあいではグランドで一緒に走ってくださいました。大変速い走りで小学生がびっくりしていました。
神石の子どもたちに,『自分でしっかり考え決めたことはその達成に向けて更に考え工夫し決して夢をあきらめない』そんなふうに私は生きていますよと話してくださった島袋さん,本当に有難うございました。
○ないものねだりはしないで生きていこう(なくなった足はもうはえてこないんだ)
○言い訳はしないで生きていこう(もっといい義足ができたら ~~)
○自分の悪いところは隠さないで生きていこう(現状を受け入れて生きる)
― 島袋さんの講演から ―
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