鶴鳴学園 長崎女子高等学校より
株式会社ラシーマ
代表取締役社長 島袋勉様
鶴鳴学園 長崎女子高等学校
ボランティア活動報告会にかかわる講演会について
頌春の候,年末の時ならぬ寒波襲来には驚かされましたが,先生におかれましては新年を迎えてますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて,,先日12月22日の本校ボランティア講演会におきましては,御多用中にも関わらず,親しく御講演を賜り,誠にありがとうございました。本講演会は,本校の1年間のボランティア活動を振り返り,今後更なる取組を強化するため,共生の意識づくりを目的として企画したものです。お陰さまで,ただ単に共生の大切さを考えるだけでなく,いかなる逆境に陥っても夢をあきらめない勇気までもいただきました。生徒たちは,島袋先生の絶望を乗り越えて生きる生き方に深く感動し,体育館を颯爽と走り抜くお姿を目の当たりにして大きな激励をいただいたのです。
不慮の事故による両足切断,加えて傍目にわからない記憶障害並びに視力障害,この重たい現実から逃げることなく,必死に歩き,そして走る,それもフルマラソンを完走する不屈の闘志は,どこから生まれて来るのでしょうか。「ただひたすらゴールする自分の姿を思い描いて走るだけです」,と笑っておっしゃる言葉には嘘があるとは思えません。しかし,未だに信じがたい驚きと感銘を覚えたのは生徒だけではありませんでした。重ねて心から感謝申し上げます。
先生の今後ますますの御活躍と御健勝をお祈り申し上げ,甚だ略儀ながらお礼の言葉といたします。
なお、生徒の感想と写真を同封いたしました。御一読いただければ幸いです。
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