淡々と完走を目指して走る両足が義足の島袋さん
ツール・ド・おきなわ2010サイクリング部門
沖縄の山原(ヤンバル)地方の良さをたっぷり味わえるやんばるセンチュリーライドと、本島を2日間かけてぐるりと一周する本島一周サイクリング。今年は初日が豪雨にたたられ、苦労の多いツアーになった。同行サポートした中村忍さんがレポートします。
豪雨に見舞われた本島一周サイクリング&やんばるセンチュリーライ
両足義足で本島一周に挑戦。313kmを完走した島袋さん
両足が義足というハンディキャップをもつ島袋勉さん(46歳・那覇市市在住)が、沖縄本島一周313kmの完走を果たした。島袋さんはレースに出場したこともあるが、タイムアウトで失格になった。
「勝ち負けより充実感を優先させよう」と、競うよりも完走を目指せる本島一周にチャレンジすることを決めた。
風に逆らっての走りを余儀なくされた2日間。足の痛みを抑えるために、休憩時間には必ず義足を外し、足をほぐした。島袋さんを支えたのはトライアスリートの八尾彰一さんがコーチするチームYaoロジックの皆さん。
仲間たちの支えと励ましがあって313kmをみごと走りきった。
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