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南気仙沼小学校の卒業生! 笑顔を見せてくれてありがとう!

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気になっていた南気仙沼小学校の卒業式。

辛いことがあっても,目標を持って乗り越えていくように願っています。

卒業証書を持つこの笑顔はわたしたちの励みとなっています。

そして,これからの大きな力に!

******南気仙沼小学校卒業式記録(毎日新聞より)*****

東日本大震災 津波に耐えた卒業証書...子どもたちの元へ

東日本大震災 津波に耐えた卒業証書...子どもたちの元へ
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卒業証書を広げて笑顔を見せる南気仙沼小学校の卒業生=気仙沼市田中前の気仙沼市立条南中学校で2011年3月23日午後0時33分、須藤唯哉撮影
 大津波を耐え抜いた卒業証書には海水につかった染みや泥が付いていた。宮城県気仙沼市立南気仙沼小学校の卒業生は23日、卒業証書を中井充夫校長から受け取った。校舎は東日本大震災による津波で損壊し、1人が行方不明のままだが卒業生は全員無事だった。中学校を借りての式。卒業生に卒業証書を渡し終えた中井校長は「子供たちがよく来てくれた。式をやって本当によかった」と笑顔を見せた。

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 「あった!」。18日に校舎へ戻った男性職員数人が、1階の校長室で泥に半分埋もれていた金庫の中から卒業証書を取りだした。大切に保管していた卒業証書は水浸しで泥まみれだった。中井校長が一枚一枚丁寧にはがし、泥を落とした。「子供たちの顔を思い浮かべながらぬぐった」。ところどころ汚れていたが、卒業生の名前は残っていた。「奇跡だ」と思った。

 式は気仙沼市立条南中学校の体育館で挙行。郵送や避難所などでの手渡しも一時考えたが、避難先から集まった保護者や在校生らが見守る中、卒業証書は一人一人に手渡された。

 避難先の関係で地元を離れる卒業生も多く、卒業生の菅原笑華さん(12)は「津波で転校する友達がいてさみしい」と涙を流した。村上卓弥君(12)は「家は流されたけど家族は全員無事だった。みんなの元気な顔が見られてよかった」と話し「(復興のために)頑張る」と誓った。

 かつてない大津波を経験した卒業生に、中井校長はエールを送った。「津波に耐えて頑張ってくれた卒業証書は勇気を与えてくれる。これからの人生はどんな困難にも絶対に負けません。地震と津波を乗り切れたんですから。もらった命を大事にして人生を歩んでください」【須藤唯哉】


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